2012/06/08(金) 22:42:48 [民主党/国籍不明政党]

このまま「大使」に据え置いて良いのか

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丹羽大使、尖閣購入支持「おかしい」
 「知らない。言わせておけばいい」。東京都による沖縄・尖閣諸島の購入を批判した丹羽宇一郎駐中国大使の発言に対し、石原慎太郎知事は7日、不快感を隠さなかった。都内で産経新聞の取材に答えた。(中略)丹羽氏は習氏に対し、日本国内で石原氏による沖縄・尖閣諸島の購入表明を支持する意見が多数を占めることについて、「日本の国民感情はおかしい」と述べていた。複数の横路氏同行筋が明かした。丹羽氏はこの際、「日本は変わった国なんですよ」とも語っていたという。産経新聞Web)6月8日付記事より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞同記事より資料として参照のため引用
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「大使」に据え置いて良いのか

 先年、不浄国を実情をよく知る商社関係の方々から、「中国産うなぎ」の餌についてお話を伺った。「中国産」のものは比較的脂がよく乗っており、肉厚、皮厚の事由がそこで解った。

 日頃、莫迦としか拝察し得ない議員、“経済人”の方々に、失礼とは知りつつも、そもそもが汝の行状こそが日本に対して失礼千万であると視座から、国籍を返納してあこがれの支那に渡るなり、「土になるなり、肥料になるなり、うなぎの餌になるなりなさればよい」と申し上げている。だが、それらが根拠のなき文言ではなく、悉(ことごと)くが大陸の底知れぬ病理、実態にもとづいた口上であることを、先ずは記し添えておきたい。丹羽宇一郎氏(駐中国大使)もその例外にはなく、実際にお会いしたとしても、おそらくは、躊躇なくそう申し上げるだろう。このまま「大使」に据え置いて良いのか。
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習近平氏、英紙に訂正してこそ、はじめて“陳謝”の意味が

 その後、丹羽氏が外務省に“陳謝”との報道があった。云く「外務省によると、丹羽氏による陳謝は7日、杉山晋輔アジア大洋州局長と電話した際。外相は8日の記者会見で「文書で大使の回答を得た」としたが、同省は直後に「文書は丹羽、杉山両氏のやりとりをまとめたものだった」として発言を修正した」(産経紙)とのことだが、果たして、いかがか。

 ストーリーは“この程度”なのかもしれない。そもそも、電話一本での“陳謝”では軽過ぎるから、外務省の担当と“文書を交わして“陳謝”したことにしておけと。だが、しかし、文書を交わしたことにすると、うるさい紙面などが開示を要求して来る。ということは、丹羽氏が文書で“陳謝”して来たとするよりは、やはり“電話のやりとりをまとめたもの”とする方が、開示を求められてもその前に幾らでも手を加えることが出来るし、国民の批判をかわすには都合が良さそうだ(要旨)と。しかし、国をろくに護れない「公」のなれの果てが、斯様な“保身の知恵”をそこで尽したとしても、スッポリ抜けている事柄がある。

 事は、丹羽氏が外務省に対して、尖閣諸島購入が「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」と発言したのではなく、習近平氏(中華人民共和国国家副主席)、「英紙」に対してなしたものである。ということは、習近平氏、英紙に訂正して、はじめて“陳謝”は最低限の意味を持つはず。それすらせずに、なれの果ての内輪であれこれ“調整”してもまったく意味を持たないのである。“そんなこともわからんようになってしもうたんか(♪)”、という創価歌手のヒット曲が以前に有ったかに記憶しているが。その歌詞の通りだ。目が「トローン」とした世界の、そもそも国益とはほど遠いおぞましさが窺えてならない。
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保身の事後工作

 「公」の立場に在る者が、外国の国家副主席、公器を相手になした発言が“政府見解としてではなく、個人的なものだ”(要旨)とする「言い逃れ」もまた事実とすれば、物事の基本まで“わからんようになってしもうたんか”としか申し上げようがない。事は、大使として相手国の“要人”との会談の中で話した内容に他ならず、しかもその「事柄」が国家の主権に関わるものであり、現下では最も重きにあるはずだ。もしも、筋道を少しは弁えた政権であれば、直ちに処分すべき事の次第とみなすであろう。

20120608008 
産経新聞Web)6月8日付記事より
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 あれこれ保身の事後工作を尽そうとも、結果、レッドカード退場の場面かと拝察する。外交に厳しい国の政権であれば、国家への反逆ともみなせる愚行と謂えるのかもしれない。そのまま支那に残るなり、土になるなり、肥料になるなり、うなぎの餌になるなりなさればよい。
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■ 主な関連記事:

チベット訪問「丹羽駐中大使」考 2011/08/22 
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【筆者記】

 長電話はきつい。ところで、処分なしとする野田首相の神経もいかがなものか。保身と党の延命に懸命な野田首相も、いよいよ“そんなこともわからんようになってしもうたんか”。しかし、こういう時ほど、悪法推進など、そうした“おとぼけ”の裏側で悪さをする。それを常套的な“政治手法”としているので要警戒かと思う。
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日本は毅然とあれ! 

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路傍にて(筆者)
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