2012/05/10(木) 18:34:57 [闇政治/闇法案]

思い出す、かの「三十日ルール」無視事件

 【読者】 8日、野田政権が16日の天皇皇后両陛下の英国訪問を決定と報じています。わずか一週間そこそこで訪問とはあり得ない決定です。

   陛下はご高齢の上大きな心臓手術をされ、さらにその後肺に水がたまられる再手術を受けられました。医師団が大丈夫という決定を下すこと事態まともな判断とは思えません。空路の長距離の移動、その後の大事な式典参加であるほど長い緊張の負担があります。かけがえのない陛下のお体にこの上ない万万が一の失態も許されません。陛下の術後を配慮し、皇太子ご夫妻でも経験の年齢も決して失礼に当たりません。何としても阻止したいと感しております。健康な若い一般人でもわずか八日後の緊張を強いられる長旅はしません。信じがたい野田内閣の決定です。

(以上、読者からいただいたメッセージより)
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思い出す、かの「三十日ルール」無視の事件

 【博士の独り言】 先稿に記す不変のポリシーに則り、読者から頂戴する投稿についてのみ、秀逸なるご指摘や問いかけ、貴重な情報については、あるいは、全文を紹介させていただく方が、みなさまにお読みいただきやすいものと考えました。ドットCOM殿の手法を小ブログも一部見習わせていただき、新たに「ドットCOM殿式」のカテゴリーを設け、小ブログに紹介させていただくこととしました。読み難い点が有りましたら、アドバイスをお願いします。 

  回線が全面的に止まっていた間の報道(表題、他多数)でしたが、違和感を否めません。今般の野田内閣の「閣議決定」に、かの鳩山由紀夫内閣下での暴挙を思い出されている読者も少なくないのではないでしょうか。習近平氏(中華人民共和国国家副主席)との引見を、「三十日ルール」を無視して宮内庁に実現を強要。隷中政権のご都合により、不遜にも陛下の公正中立なお立場と尊体を賊党の「政治利用」に資した。そうとしか見なせない事件でした。

 当時、内閣の一員でもなかった小沢一郎氏(民主党幹事長)による、陛下を目線の下に置いたかの暴言と、その発言の中に観られた「亜」の三下としか拝察し得ない誤った語彙解釈と花火に火を着けたかの態度に、多くの良識が眉をひそめた事件でした。
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共通している、「テロリスト」のメンタリティ

 では、現・野田内閣はどうか。一見、国民に対して温厚な一面を見せているようであって、しかし、束ねる総理の本質は、残虐非道な「ジェイソン」と変わらない。政治病理の上から、先稿で、この多重性を指摘させていただいた次第です。表題の「一週間前の閣議決定」は、その本質の一端を露出したものである。筆者はそう観ています。その病理の本質は、鳩山元首相、菅前首相にも共通していますが、「テロリスト」のメンタリティに通ずるものです。

 今国会では出さない(閣議にかけない)かに見せている悪法についても、何かの騒然のどさくさを衝くかのように、さっさと閣議決定してしまう可能性が残っている。まったく油断ならない。そう警戒しています。

 両陛下をはじめ、国民のこと、次世代のことは何とも思っていない。自組織と選挙のご都合で“政治を動かす”。その病理体質はカルト政党と同じです。

(以上、博士の独り言より)
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日本は毅然とあれ!

20120409003
敷島の桜花(本年)
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