2012/03/29(木) 22:28:48 [闇政治/闇法案]

どうする、闇法案の阻止

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“消費税”で国民新党分裂へ 自見大臣らが新党
 消費税法案の対応を巡って、国民新党は議員総会を開き、連立政権から離脱する亀井代表と連立政権に残る自見金融担当大臣らと分裂することになりました。ANNニュースWeb) 3月29日付記事より参照のため抜粋引用/写真はANNニュースの同記事より資料として参照のため引用
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亀井靜香氏、亀井亜紀子氏が離脱

 郵政法案では、国民新党を結婚詐欺同様のあつかいで、二年余もの間、同党を政権に“つなぎ留め”し、結局は、殊に闇法案推進に邪魔な存在のみの排除に“成功”。それが、詰まるところの事の真相ではないか。そう拝考する次第である。

 表題は、「関係者によりますと、国民新党の議員総会では、連立政権からの離脱を主張する亀井代表と残留を希望する自見金融担当大臣らとの意見が真っ二つに割れ、結論は出ませんでした」と。続けて、「このため、亀井代表は、亀井亜紀子政調会長と2人で連立政権を離脱する方針を決め、野田総理大臣に伝えました。一方、自見大臣や下地幹事長は新たに新党を立ち上げて連立政権に残り、国民新党は分裂することになりました」としている。

 小ブログなりに、事実関係を確認させていただいたところ、残念ながら、上記は、概ね事実であることが判った。
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「政権内の歯止め」を失う

 事は、晴天の霹靂(へきれき)ではなく、消費増税に反対の意を示した亀井静香氏の暴走を放置し、孤立へと追い込んでいた“環境造り”であり、その意図有りと窺っていた一人である。消費増税の是否については、長くなるので後稿に委ねるとしても、こと闇法案推進に対しては、現政権下ではその歯止めが実質的に失われた、と認識して差し支えない。

 亀井靜香氏は、国民新党の代表として、所謂「人権侵害救済法案」(二法案)に対しては、党として反対する意向を今般も示されていただけに、大変に残念である。
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「慎重審議」の要望による閣議通過の防止

 亀井靜香氏が抜けられた新党に対し、ひいては閣僚に対して成し得る対策案のもう一つは、反対の意志表明までは行きつかない数人の閣僚諸氏への、徹底した「今後の慎重審議のための早期法案化への不賛成」を呼びかけ、要望することかと思う。一部には、件の消費増税案と共に、そのどさくさに紛れこませるかのように「人権侵害救済法案」の閣議通過を謀るのではないか、との予測も有る。騙しの政権であるほどに、その可能性は否定できまい。

 もしも、そのようなことになっても、まだまだ策は有る。さらに、“法制化”の後の未来は考えたくもないが、万一のまた万一の時は、逆説的にだが、良識の大結束により、野田首相はじめ前首相、閣僚、ひいては民主党政権から虚構と騙しの「人権侵害」を受けたとして、幾重にも集団で申告する方途も有ろう。また、良識がこぞって「人権委員」に志願し、「人権侵害救済機関」の多数派を占めて、闇機能を実質停止させる方途も考え得るのかもしれない。

 そうした要らぬことを考える前に、闇法案の棚上げ、廃案を切に願い、腹をここで据え換えて知恵を尽し、国思うみなさまと共に断固対峙してまいりたい。騙しの闇政権はさっさと終了すべし。

平成24年3月29日

博士の独り言
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日本は毅然とあれ!

20110427003 
敷島の桜花(筆者)
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