非常時を意識した、ノートPC選びのポイント
2012/03/18(日) 13:59:42 [ドットCOM殿式]
非常時を意識した、ノートPC選びのポイント
【読者】 ブログをいつも拝見しています。島津先生が捨て身で進められている純粋な国思う活動を応援したい1人です。ところで私が住む地域でも地震が頻発しています。もしかするとまた大きな地震が来るのかも知れません。来なければ良いのですが。夏場の電力供給は大丈夫なのかしらとか今から気になります。停電嫌ですよね。停電対策にはノートパソコンが便利と思います。災害を意識した、ノートPCを選びのポイントが有れば教えてください。
(以上、読者からいただいたメッセージより)
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【博士の独り言】 PCの専門家に方々からお叱りを受けそうな、稚末な事柄しか記せませんが、民間防衛における災害対応(ユーザーの身近な防衛)の視点から、また、極地観測隊のマシン担当で得た小さな経験をもとに、どうでも良いことかもしれませんが、ご参考としていただける機会有ればと思い立ち、少々メモを記しておきたく思います。
敷島の桜花(筆者)
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バッテリー交換が可能な機種を
一般に、ノートPCの利点は携帯性に有ろうかと思います。また、携行を主たる目的とせず、デスク上で据え置いて使用されるケースも有るでしょう。特に、後者の場合、ノートPC使用中に、不測の災害や設備内のトラブルなど、何らかの事由で停電となっても、バッテリー稼働で作業しばらくを続けることが出来る。(勿論、無停電電源装置を付属したデスクトップ型PCもその例外では有りませんが、小メモではあくまでノートPCについて記していますのでご了承を)、その稼働の継続性に利点が有ろうかと思います。
いわば、バッテリーはノートPCを「ノートPC」たらしめる重要な構成要素の一つと謂えます。利用者の視点からすればの話ですが、折角のノートPC1は、半年や一年そこそこで使えなくなるようでは困る、可能な限り長い間愛用したい。こう考えるのが一般的ではないでしょうか。しかし、製品によって、また、機種によって個体差は有ろうかと思いますが、バッテリーの充放電の回数には限界が有る。リチウムイオンのバッテリーでも八百回とも九百回とも謂われていますが、いわゆる、ノートPCを使用するほどに、バッテリーは次第に劣化していくものと認識してよい。
トータルの使用時間にもよりますが、二、三年でバッテリーの寿命が来てしまう。そう認識しておいて差し支えないでしょう。ということは、たとえ購入したノートPCが新品であったとしても、その近未来を先読みしておくことが一つかと思います。店頭やネット通販などで、一見、性能価格比が高く映る製品は数多と存在している。しかし、その二、三年先で、当該のバッテリーがメーカーから手に入るものなのか、どうか。あるいは、互換部品として他社製のものが手に入るものなのか、どうか。劣化しやすい液晶画面も同様かと思います。出来れば、四、五年先でもと。その点を考慮して製品を選定されるのもまた一つかと思います。
この点で充実しているのは、やはり名だたる日本メーカーです。さすがに、ノートPCが日本発の発明である。その事績が拝考出来ます。たとえば、数年の間、身の野外調査には活用して来たノートPC(現在修理が可能かどうか検討中)の一台は、決して当初から最新のものではありませんが、日本メーカー製品で、今日でもスペアバッテリーが入手可能です。野外では、当然、コンセントは有りませんから、バッテリーを交換しながら使用しています。調査中に風雨に襲われ、テントの中でメールをしたり、ニュース(Web) を見たり、あるいは、すぎやまこういち氏作曲の交響曲CDをヘッドホンで拝聴しつつ時を待ったことも有ります。ノートPCは用途がさまざまで便利ですね。
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基本設計の堅実さで選ぶ
個人的に残念ながら、コスト編重の産業界の傾向からか、いわゆる日本メーカーのノートPCの内部にも「亜」製造の部品が多くを占めるようになりました。しかし、基本的な回路、機構設計や項目細かな耐性試験、出荷前検査などについては国内で行っているメーカーが未だ少なく有りません。この点だけでも、本来、独自の研究開発力は限りなくゼロに等しく、“提携”や“買収”によって得た「技術」やパクリによって、一見、“廉価”な製品を量産している「亜」系メーカーのものよりは、利用者の視点においても全般的な信頼性が高い。こう拝考しています。
たとえば、ノートPC内部の機構設計を比較しても、例外は有るのかもしれませんが、日本メーカー設計の製品は、熱力学や空気力学による精度が高い計算をもとに設計されている。新製品での薄型化や軽量化を図る上でも重要な要素です。台湾の優秀なメーカーの一部もこれに準じています。しかしながら、「亜」系メーカーにはその点の労力を省いたものが実に多い。そもそもが、先稿に記した「羊頭狗肉」の文化を底に敷いていますから、先ず衆目を集めれば良い、売れれば良いとするかの、力学、工学の基本を軽視したかの薄型化、軽量化を新製品に強いているケースが目立ちます。
それゆえに、初期障碍による返品とそれらを初期再生した製品(リハービッシュ製品)が異様なまでに目立つ。そうした現実が存在しています。
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安かろう、悪かろう
しかも、二年と経ない内に、何らかの故障が生じて、修理を問い合わせても「もう、製造していない製品なのでその部品も保有していません」。「拡張のため(「亜」内の)工場が移転したので、もう対応できません」等。売り逃げにも等しいスタンスが実際に見受けられます。たとえば、先年、大事故を起こした「亜」のパクリ新幹線における出鱈目な運行システムの事例と相似形かと思いますね。
政治経済の分野でも、捏造史観でも同様ですが、売り込みや圧し付けは「国技」としながらも、肝心な「責任」の二文字が存在しない。その「羊頭狗肉」の文化がここでも生きている、と指摘できのかもしれません。今後も、その傾向は変わらないでしょう。 余談になりますが、さらに、問うべきもう一つは、ノートPCの分野に限らず、他の技術分野で、研究開発を重ねて来た先進技術を、「コスト」の名のもとでの生産委託、ライン移設などにより、平然と「亜」に明け渡している惨状が目立つ現実に有ります。結果、日本国内での工場閉鎖や倒産、それらによる失業が絶えません。中長期の国益を重視すべくスタンスと謂うよりは、企業と謂う目先の“私益”に翻弄される姿であり、言い換えれば、罠(わな)に嵌(はま)り「対日工作員」化した姿とも指弾し得ましょう。身の労は惜しみません。若い敷島の人を次々と育て上げ、世代交代する未来には毅然とした日本をと願っています。
(以上、博士の独り言より)
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読者のみなさまにはお忙しい中ご訪問をいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。この足かけ六年、不変のスタンスとして堅持して来たことは、政治家や政党、官公労、宗教法人など「公」に対する批判をすることはあっても、「個」に属する私人や「個」のブログは名ざしの対象とはしない。小ブログはこの一点に始まります。あらぬ誤解を解くために、「個」に対する毀損に対しては反駁を返したことは稀にあろうかと思いますが、基本的に、いかなる「個」に対してもそのスタンスでおりました。
あえて「個」を取り上げる時は、たとえば、書籍やブログ紹介の時のように、ポジティブに、その「個」の優れた点、尊敬できる点などポジティブな要素のみを記すことをモットーとしています。日本人のメンタリティをもとに本然的に在るべき流儀であり、道であり、さればこそ、言論を発する価値がある、とこう信じて止みません。また、「公」に対する事実の指摘は「悪口」の類には該当せず、むしろ、さらに事実を掘り下げるために不可欠です。特に、国際社会を相手に、一部の国が日本に着せている濡れ衣、毀損を1つ1つ解いていくためには、辛労は懐深くにしまい、虚構を明解に指摘し、示すべき物事の筋道を切り開いていく度量が不可欠な時が多い。このスタンスはこれからも不変です。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝申し上げます。
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日本は毅然とあれ!
敷島の桜花(筆者)
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