2012/03/15(木) 22:14:30 [メディア報道の闇]

人民解放軍直下の組織「中日友好協会」

中日友好協会:新会長に唐家氏
 唐家璇元国務委員=藤井太郎撮影 【北京・工藤哲】中国の対日交流団体「中日友好協会」は15日、北京で理事会を開き、唐家?(とう・かせん)元国務委員(74)が新会長に就任した。唐氏は4月中旬にも訪日する方向で調整中。今年の日中国交正常化40年を弾みに対日関係改善の指導的役割を担う考えだ。毎日新聞
Web)3月15日付記事より資料として参照のため引用
----------

人民解放軍直下の組織「中日友好協会」

 表題は、「中日友好協会」の新会長に、中国共産党元国務委員の就任を伝える記事(毎日新聞)である。一般の目には、一見、何でもないような記事に映り、中国共産党政府が友好的な対日スタンスを報じるかの一報に映りがちなのかもしれない。

 だが、他の“平和”、“文化交流”を謳う同国組織と同様、この「中日友好協会」もまた人民解放軍直下の組織である。この点を、“日中記者間協定”による束縛のためか、メディアは報じないが、いわば、実質的に、「標的国」への内的(精神的)解放工作と諜報、籠絡の役割を担う実質的な軍事組織であることに変わりはない。
----------

対日解放に邪魔な勢力「払拭」のため

 この基本認識をもとに、表題の一報を解析すれば、「日中国交正常化40年」を表看板としつつも、いよいよ、メディアを含む対日工作に力点を置くかの動向が丸見えである。政治的に、中国t共産党政府の傀儡(かいらい)とし得る政治勢力の“政権維持”を側面、水面下から底支えし、対日解放にとって都合の悪い勢力を台頭させない。

 たとえ台頭しそうな状況が生まれたとしても、同じく傀儡化した多くのメディアを間接的、且つ巧みに駆使して潰しにかかる。または、それの動きから衆目を逸らし、“対抗馬”とし得る勢力を持ち上げさせる。それが先ずを以っての、この謀略集団の意図(任務)の一つとみなせば、昨今の、良識には違和感否めない政治動向の本質が判りやすくなる。
----------

人民解放軍の「マスコミ」工作

 四十年前、日本語に訳出されたとされる、不遜にも「天皇の処刑」を終局の眼目と置いている「対日解放工作要綱」の、「マスコミ工作」では「今日では、いわゆる、新聞、雑誌を含める「マスコミ」は、世論造成のために不可欠な道具に過ぎない。マスコミを支配する集団の意思が「マスコミ」を通じて世論を作り上げるのである。」と。

 そして、「2・1.新聞・雑誌」の「テレビとラジオ」の項目には、こう記されている。「これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである」と。さらに、「その意味で、テレビのニュース速報、実況報道の利用価値は極めて高い。画面は真実を伝えるものではなく、我々の意図を反映しやすく造るものである。目的意識を持って画面を構成させなければならない。」としている。

 いかがであろうか。四十年前に、今日を予測して記されたと謂うよりは、四十年後の今日のメディアが、同要綱そのままに操作されて来た、と観ると現状が判りやすくなるのではないか。同要綱の中に、「本工作にマスコミ部を設けて、諸工作を統轄する」としている部署の典型が、まさに表題の「中日友好協会」である。人民解放軍直下であるがゆえに、まさに同軍の「マスコミ」工作とそのものとみなしてよい。

 しかし、自らの手を汚すことなく、尖兵、壊し屋として機能する創価学会はじめ属国朝鮮の血中濃度が高いカルト組織やその信者タレント、隠れ信者の文化人などをメディア、放送局などに頻度高く起用させ、支那、ひいては歴史的な隷属国を含む「亜」への警官感を削ぎ、“親近感”を煽(あお)という病的な工作を重ねて来た、とみなせば事の次第のすべてがつながって来る。
----------

「対日解放工作」(総訳書)を完成

 過去の十六講を含め、さらに最近の出来事との数多の符合を指摘した「対日解放工作」(総訳書)が、対外反駁活動の激戦を経ながらの中でようやく完成した。解説の追加と、原語の中国語版とされる文書から筆者が新ためて翻訳し直した部分を含むため、字数にして七十万文字となっていたことが先ほど判った。

 そもそも、このような研究は国思うがゆえであり、本分ではない。また、万一の場合を視野に、信頼申し上げる一部の専門識者に託すつもりである。本年、対日毀損への本格的な反駁を開始して以来、身の周辺にも不穏が増して来ている。もしも、拙書が世に出るような時は、一体、瑣末な身がどうなっているのかは正直なところ自ら予測できない。無事これ名馬で国思う学校設立へと邁進出来ていれば有り難いのだが。いずれにせよ、何時も“利益”にならないことに我を捨てて、「事実」の証明に命がけになる。この悪癖は、正職の研究生活以来、否、少年期より不変である。

平成24年3月15日

博士の独り言
----------

日本は毅然とあれ!

20120315005
路傍にて(筆者)
----------

スポンサーサイト



| HOME | Next Page »