2012/02/23(木) 11:49:46 [闇政治/闇法案]


騙しの「闇法政権」

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小川法相「人権委員会は必要」 外国人への地方参政権付与に賛成
 小川敏夫法相は21日午前の衆院予算委員会で、人権侵害の是正を図る人権救済機関「人権委員会」の新設について「全国で統一的に適切な人権侵害への対応ができるので、人権委員会を設置する必要がある」と強調し、新制度創設のための「人権救済機関設置法案」(仮称)の今国会提出に意欲を示した。産経新聞 (Web) 2月21日付記事より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞同記事より資料として参照のため引用
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中立性を欠く、民主党政権「歴代法相」

 すでに多くのみなさまがご存知の“ニュース”かと拝察するが、今後の参考のため、小稿にクリップさせていただきたい。表題は、衆院予算委員会(21日)の質疑で、現法相の小川敏夫氏が「人権救済機関設置法案」(仮称)と「外国人参政権(永住外国人への地方参政権付与)法案」への賛意を示し、「今国会提出に意欲を示した」と伝える記事(産経新聞)である。

 闇法案への「賛」「否」以前の次元の事柄として、先ず問うべきは、千葉景子氏にはじまる民主党政権「歴代法相」がこぞって「闇法案」に賛同し、推進を表明している点にある。

 そもそも、一国の法務大臣たる立場に在る存在が、国民への十分な情報開示と議論を問うことなく、且つ、国会での十分な議論を待たずして「法案」に賛意を示す。推進を表明する。このこと自体、「公」の中枢に在って法的「中立性」に在って然るべき「法相」のそもそもの職務放棄に通じはしまいか。言い換えれば、元々、「闇法案」ありきの、「法相」の立場の濫用に通じはしまいか、との懸念を深めている一人である。
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騙しの「闇法政権」

 これまでにも、一部にだが、“外国人参政権は棚上げになった”。“人権侵害救済法案は法務委員会のリストに未だ載っていない”等々の“情報”がネットにも流れることがあった。だが、問うべきは、闇法案を是とするかの「現政権」という大枠の環境が在る限り、偽装手段を選ばず、平然と国民を欺(あざむ)くことすら厭(いと)わずに「闇法案」を繰り出して来る。

 毒キノコを一、二本刈り取っても、同じ土壌である限りは、また「毒キノコ」が生えて来る。そうとも喩えられるケミストリーを同政権は底深く有している。そう認識しておいた方が良い。そもそも一国の立法府たる「国会」の最たる仕事は「法案」の起草とその「法律化」にある。
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峻別の基点を「法」のベクトルに

 一度(ひとたび)「法律化」された法案は、その後に政情が多少変わったとしても、踏襲(とうしゅう)を基本の「是」として来た日本の国会では、おいそれと「廃案」に資するのは困難である。そこに、良識が「法案」が法制化される以前の段階で、さらに願わくば、いわば、未然の防止とも謂うべきか、「法案」となる以前に阻止に資する意義がある。そのためには、川面のうたかたに目を奪われず、「川の流れ」を洞察して先読みをする。その基本スタンスが良識の視線に在って良い一つかと考える。

 もう一つは、国会議員またはその候補者「峻別」の基点は、その「立法府」に選挙で送り出すゆえに、「法」に対するベクトルに置くべきかと思う。一般に、議員や候補者を選ぶ基準として、たとえば、「人柄」や「行動力」などが挙げられがちだが、確かに、それらは参考とし得ても、必ずしも「峻別」のための「十分条件」とは謂えない。

 たとえば、家を建てる、あるいは、補修する。その時、大工さんを選べるとすれば、その条件は「腕前」になるはずで、「人柄」云々は二の次のはず。子供さんが熱を出された。あるいは怪我を負われた。そのような時に、子供さんを診てもらう医師を選べるとすれば、やはり「腕前」で、たとえ人柄が良くても、診療に信頼がおけない医師は選ばないはずだ。それと同様に、法治国家の屋台骨を担うべき代議士の峻別には、やはり「法」に対して「国益」に資する腕前。ベクトルに最重点を置くべきではないかと考える一人である。

 その意味で、「闇法案」に対するスタンスは、有権者にとって重要な「峻別」の基点とし得るはずで、むしろ、この視点が有れば、マスメディアの誘導や人気にとらわれずに、政治家、候補者の「本質」を淡々と観ることも可能になる。
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人権侵害救済法案「阻止」を願い

 闇法案、ひいては人権侵害救済法案の危険性について先稿で指摘させていただいた。去る訪問勉強会(12日)で配布させていただいた資料の一部になるが、それに当日の話の要点を付記した資料(PDF)をアップさせていただいたので、国思うみなさまの何らかのご参考としていただければ幸いである。瑣末な身も、対外国活動の一方で、こうした資料を国内の多方面へ配布させていただいている。他、頁数が多い日本防衛チャンネルの資料の方も圧縮を試み、いずれアップさせていただきたく思う。合間にだが、意見書集も作成中である。

人権侵害救済法案」への対峙と対策
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■ 「博士の独り言」付記:

国思うメモについて 2011/11/10 
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【筆者記】

 多くのみなさまがご指摘の通り、現政権については、特に、その終焉期が要注意である。鳩山由紀夫、菅直人氏は、それぞれのキャラクター、信条の方向性からそれぞれに判りやすい側面はあった。しかし、一般の眼には、一見、よく判らないのが現・野田首相ではないかと思う。本当に男性なのか、否かの指摘の声も含めて本当は“保守系”なのか、毀日系なのか。支那系なのか、朝鮮系なのか。金魚鉢に浮かぶ浮草のようにプヨプヨしていてとても判り難く映ろう。

 だが、たとえば、「え、あの人がそんな事件を?」との幾多の突発的な犯罪事例に目立つと同様に、野田氏のようなキャラクターほど、いよいよ保身の断末魔ともなれば、十三日の金曜日の「ジェイソン」にごとくに凶悪化し得る。最期に、国民に対して何をしでかすか判らない。そう「ワーストケース」を予期しつつ、良識の闇法案阻止がさらに進むことを願う一人である。
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日本は毅然とあれ!

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路傍にて(筆者)
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