2012/02/14(火) 23:10:22 [特亜/四亜]


体制の末期症状か

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脱北者31人が中国で拘束 北朝鮮送還、公開処刑の可能性「3代にわたり滅ぼす」
 14日付の韓国紙、東亜日報は、中国の遼寧省瀋陽市などで今月8~12日に、北朝鮮脱出住民(脱北者)計31人が中国公安当局に拘束され、20日までに北朝鮮に送還される見通しだと報じた。中国内で脱北者支援などを行う活動家らの話として伝えた。朝日新聞 (Web) 2月14日付記事より参照のため抜粋引用/写真は朝日新聞同記事より資料として参照のため引用
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体制の末期症状か

 事実とすれば、北朝鮮“新体制”での自国民に対する締めつけが苛烈さを増している。表題は、その様子の一端をを脱北者の事例を借りて伝えるかのニュースに映る。いわば、“新体制”とはいえ、三代目となった金体制が早くも末期症状を呈している、とみなして差し支えないのではないか。脱北者に向けた「三代にわたり滅ぼす」とのスタンスは、ブーメランの如くに、そのまま「三代目」の金正恩に返って来る可能性すら窺わせる。

 中国共産党政府にとっては、北朝鮮はすでに「籠の中の鳥」同然であり、表向きには、当面、“新体制”を見守るかのスタンスを示してはいる。しかし、老獪なまでの“外交”を敷いた金正日とは異なり、若さのなす術か、あるいは、すでに崩壊しつつあった体制の露骨な引き締めのためか、内政での強権を前面に出さざるを得ない状況に映る。同体制の崩壊時期は、すでに、北朝鮮の世襲を嫌う中国共産党政府の手の内にあり、実質、宗主国による金正恩の“失脚”が早くも見えて来るかの動向にさえ映る。すなわち、“新体制”の動向すらも、すでに中国共産党政府の“設計”通りの運びとみなしても不自然ではあるまい。
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“国際世論”に問う絶好の機会

 紙面には、「31人のほとんどが金総書記死去後に脱北したことから、送還されれば公開処刑などの可能性がある」との南朝鮮紙の報道が引用されているが、もしも。大量の公開処刑が現実ともなれば、中国共産党政府にとっては、陰に陽に、その非道を“国際世論”に問う絶好の機会を得ることになろう。そのための、近年顕著になった「脱北者受け入れ拒否」の動向とみなして差し支えない。

 自国の惨状のボロ隠しと同時に、体制崩壊へと巧みに導き、そもそもの属国をより従順な「属国」たらしめる。北朝鮮に眠る鉱物資源も、たとえば、すでに自治区化したチベットの天然資源などと同様に、自国の交易経済の“糧”とする。まさに、伝統の覇権主義の新たな発現となる可能性は否定でききまい。
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日本があと二千キロ大陸から離れていれば

 個人的にだが、日本があと二千キロ大陸から離れていればと思うことしばしばである。「四亜」にすべて隣接し、「四亜」それぞれから主権への侵害、侵略を受けており、さらに、現政権下ではその度合いが苛烈さを増して来ている。対抗策無き定型的な抗議や経済援助、友好文化交流のレベルでは、多少の「茶を濁す」ことはあっても、対「四亜」がわが国になす侵害、侵略への対峙、根本的な解決にはつながらない。

 さすれば、主権国家としてのその「答え」は明らかなはずだが。

平成24年2月14日

博士の独り言
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▼ 最近のメモ(最近の七稿)

「朝鮮籍の職業不詳鄭龍範容疑者」考 (02/14)
「人権侵害救済法案」対策勉強会の御礼
(02/14) 
パンの耳 (02/13)
結果「藤沢市長選」拝考 (02/13)
対外活動の激化により (02/13)
慶祝・紀元節(建国記念日) (02/11)
どうか良い祝日を (02/10)
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日本は毅然とあれ!

20120214003 
路傍にて(筆者)
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