2011/12/21(水) 21:52:25 [都市事件]

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仏の顔も「三度まで」か

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鳩山邦氏が自民復党願提出 「地元の強い要望」で
  昨年3月、新党結成を目指して自民党を離党した無所属の鳩山邦夫元総務相(63)=衆院福岡6区=が21日、自民党の谷垣禎一総裁宛てに復党願を提出した。鳩山氏の事務所は、地元後援会が復党を強く求めているためとしている。今後、執行部で対応を検討するが、鳩山氏が離党時に党や執行部を批判した経緯もあり、党内には福岡選出議員を中心に復党への反対意見が出ている。JP 47NEWS (Web) 12月21日付記事より参照のため抜粋引用/写真は JP 47NEWS同記事より資料として参照のため引用
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それとも、二度あることは「三度ある」か

 これも「都市事件」と謂えるのかもしれない。表題は、これまでに、二度の自民党を離党を果たしている鳩山邦夫氏(無所属)が、「21日、自民党の谷垣禎一総裁宛てに復党願を提出した」と伝える記事である。いわゆる、二度あることは三度あるとして復党願を却下するか。あるいは、仏の顔も「三度まで」と容認するのか。自民党の対応やこれ如何にと注目すべきと同時に、有権者にとっては、自民党の党内自浄力、政権奪還への意気込みの「厚」「薄」、ひいては「有」「無」を峻別し得る一つの“テストケース”であるかにも映る。

 自民党支持のみなさまが、もしも、仮に同党総裁の立場にあられたとすれば、どのような判断を下されるであろうか。あくまで瑣末な身の所感に過ぎないが、筆者がもしも総裁の立場に在ったとすれば、たとえば、復党願の主が平沼赳夫氏や中山成彬氏であれば、歓迎に資するやもしれない。しかし、鳩山邦夫氏の場合は、民主党隆盛の時に兄弟(鳩山由紀夫元代表)に同調するかの離党の経緯を踏まえ、まして、「二度あることは三度ある」やもしれぬ、との視点からご遠慮を願い、むしろ、当該選挙区が公認空白区であればこそ生え抜きの若手をそこへ抜擢する。
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渡る身は「スパイウエア」のごとく

 政界には、渡り鳥のように政党を移り歩き、その時に属する政党で他国のスパイウエアのごとくに党内の政策歩調の歩みを乱し、事あれば組織攪乱の“主人公”であるかに暗躍する議員諸氏が一部におられる。たとえば、日本解放(侵略)のために最も邪魔な存在とみなしていた自由民主党に対する基本方針として、「自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる」と明示している。同要綱の存在が問われてよりのこの約40年間。状況はそれに見事なまでに符合してはいまいか。

 その参考視点から判断しても、二度やった議員は三度目もやる、とみなして良い。鳩山邦夫氏の復党願は、民主党“逆風”という必然的にもたらされている状況をご覧になっての、言葉は悪いが、後援会の意向を盾にするかの保身の発露に他なるまい。公人に問うべきは「公」に徹するか、否かであって、保身のための渡り歩きは論外である。ならば、率直に引退をも視野に入れられるべきではないか。
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議員諸氏にも直言

 一昨年、鳩山邦夫氏が麻生太郎氏(当時・総理)の信義を裏切るかのように、メディア誘導による「麻生降ろし」の“主人公”となった事件をご記憶の方も少なくないことかと思う。

 その時に、僭越ながらも、騒動に乗りかけておられた議員諸氏に次の意見書をお送りし、直言申し上げているので、あくまでご参考として小稿に重掲させていただきたい。 (以下、意見書)


「総裁選前倒し」反対意見書

林 潤 衆議院議員殿

 謹啓 議員殿におかれましては、時下益々のご活躍の段と拝察申し上げます。つきましては、現下の、御党内部で行われている「総裁選前倒し」への賛同者を集める動静に対し、有権者の1人として、粛々と反対いたし、党内の速やかな事態収拾と、麻生太郎総裁を先頭とした、挙党一致の体勢に立ち還られることを念願いたします。

 確たる総裁候補、後継者が存在しない状況にありながら、「総裁選前倒し」のみを進めるかの有様は、大局を見据えるべき哲学無き暴動に等しく、ひとえに、自由民主党内の醜態を世に示すに等しく、自らの混乱と自壊を招きかねません。その姿は、表向きにはこの動きを批判しながらも、内心では、さて、意を得たりとほくそ笑む民主党、他の思う壺です。総じて、その淵源を遡及すれば、中国共産党の案出とみられ、1972年に訳出された「日本解放第二期工作要綱」に行き当たります。同要綱は、架空の文書として無視される傾向にありますが、その内容は、過去37年間の現実のかなりの事柄と符合しており、言葉を換えれば、中国共産党の対日工作の浸透とその進捗を、むしろ逆証明するに有為な文書と認識しています。

 その要綱には、日本の無血解放(侵略・日本自治区化)をなすための対日工作の上で、最も邪魔な存在である自由民主党への対策は、云く「自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる」とあります。メディアを多様に駆使し、それに好都合な世論を誘導し、その世論を自由民主党に見せることで、党内を分裂させることにある(要旨)、と概括しています。また、その方法として、云く「自民党内派閥の対立を激化せしめる」とあります。同要綱は、各派の政治資金などによる対立を激化させよ、と記していますが、現下の、大義名分を掲げるかの「麻生降ろし」の様相も、その本質を尋ねれば、この工作要綱に記される目的要件と、軌を一にしていることは指摘するまでもありません。

 この日本を誰が守るのか。それは、党の総会で国旗掲揚、国歌斉唱をなさず、党員資格から国籍条項を外し、たとえば、在日の韓国籍者に地方参政権を付与せよ、と主権割譲を意味する法案を過去17回も提出し、中韓北に何ら、毅然とした外交を示し得ない民主党ではありません。日本を守るべき政党は、先ずを以て自由民主党であり、今まさに、北朝鮮による核弾頭の開発が伝えられ、長距離弾道ミサイルが飛来しようとしている、この重要な時局にあって、大局を亡失したかの内部分裂に駆り立てられるかの一部議員諸氏の言動は、まさに、対日工作の上で踊らされている姿に他なりません。粛々と議論をなし、粛々と事案を判断し、粛々と挙党一致で行動する。その自由民主党本来の姿を取り戻して国政選挙に臨むべきであることを申し上げ、以上、有権者の1人として、ご多忙の机下に恐縮ながら、意見書を申し上げます。謹白

平成21年6月23日

(以上、意見書)(上記の林潤氏は多数の宛先のうちの一人)
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 以上は、あくまで国思う有権者の一人としての意見書の事例だが、国思うほどに、猫のように淡々と状況を観る。平塚八兵衛氏のように事の核心を観る。それも有権者に在ってよい一つではないかと思う。
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■ 主な関連記事:

報道「鳩山更迭」一考 2009/06/13 
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▼ 21日他の小稿:

・おしらせ
外部からの攻撃
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▼ 20日の小稿:

国思うみなさまへ
民主「中国国債の大量購入検討」考
「人権侵害救済法案」反駁資料
特定失踪者「288人のリスト」
「金正日死去報道」の闇
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▼ 19日の小稿:

「金正日死去」考
重要なおしらせ

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【筆者記】

 特に近年に色濃い傾向だが、選挙が近づくほどに、メディア誘導もまた盛んになるであろう。従来ありがりな、新聞に読まれる、テレビに観られる、というよりは、真に報道の向こう側を読み取る、見抜く国民が増えるほどに、メディア誘導は利かなくなり、国益に沿った一票が増えるに違いない。日本人は目覚めれば事の次第が迅速である。いかなるケースにおいても、これを国思うみなさまのとの合言葉の一つとしたい。
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日本は毅然とあれ! 

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路傍にて(筆者) 
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