不適格「平岡法務大臣」拝考
2011/11/27(日) 19:02:16 [民主党/国籍不明政党]
ニュースレビュー
被害者遺族を怒らせた「平岡法務大臣」
謝りに行って、犯罪被害者遺族を怒らせた「平岡法務大臣」
今後の参照のため、表題誌面をクリップさせていただきたい。博士の独り言/写真は週刊文春12月1日号記事(切り抜き)誌面(P155)より資料して参照のため引用
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テレビ出演での“発言”
民主党議員の平岡秀雄氏(現・法相)が、少年法を議論するテレビ番組に出演(平成19年)し、不幸にも、少年2人からリンチを受け続け命を落とされた息子さんのお母さんに対して次の暴言を示したことは、多くのみなさまがすでにご存知のことかと思う。 (以下、引用)
平岡秀雄氏の発言
加害者の人に死の恐怖を味あわせるという気持ちで、私は青木さんが本当に幸せっていうか、納得するとは思わない。
むしろ、悪いことをした子どもたちはそれなりの事情があって、そういうことになったんだろうとは思うんですけど……。事情と言うのは、彼らがどういう環境の中で育ってきたかとか、どういう風に、大人とか親とかとの関係であったとか、まあいろんなことが…それは置いておいて…、加害者であった子どもたちにどうなってもらいたいのか?
その子供たちが反省し、これからの人生を歩んでくれる……。そういうことはもういいから、“とにかく死の恐怖を味わせてやりたい”ということですか?
(以上、引用)
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番組出演時の平岡秀雄氏(動画より)
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この平岡氏の発言は、被害者少年の母さんの、次の意見に対するものであった。
(以下、引用)
自分の大切な、幸せを願って育てて来た子供を。命を奪われて、加害者は17歳、15歳でしたけども、1、2年で(少年院から)出て来ました。私は、法律は弱い立場の人を守るためにあると思っていましたが、少年法で加害者を擁護し、被害者は死んだ子だから死人に口なしで。(息子が)亡くなる前の日は病院で個室にしてもらったのですけれども、その時に悠ちゃん、助けられなくてごめんねと叫んでいたら、悠は涙を流したんですよね。涙でしか、何も言えなくて。調書の閲覧はそれを読んで、意見陳述をして、ちょっとでも厳しく罰してもらいたいと思っている時に、加害者は、弁護士から少年院から1、2年で出られると聞いていて、何のための意見陳述かとすごく思いました。
少年院送致というのは、保護処分で罰でも何でもなく。少年院へ行けば、税金で3食食べられますし、テレビもありますし、プールもある少年院もありましたし。悠ちゃんは骨壷になったのに。どうして、加害者は太陽の日を浴びているだろうと。すごく悔しく思いました。そんな簡単に、弱い子。本当に逃げ出せない。(以前の交通事故で)左足不自由だったので。逃げることも何も出来ない子をなぶり殺しにしても、本当に日本の法律は加害者を守る。だから政治家の方は、弱い者のため。立場の弱い人のために、いろいろ法律を見直していただきたいとすごく思います。
(以上、動画より)
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被害者の悠君(当時16歳)が命を落とした事件は、「14歳以上は刑事罰に問えるため少年刑務所送致もあり得る」とした改正少年法施行(平成13年4月)直前の同年3月であったため、「16歳未満は刑事罰に問えず」とする旧少年法が適用されて少年院送致(保護処分)となった(要旨)、と番組のナレーションで解説している。だが、その後の改正少年法も「裁判によって保護処分もあり得る」とし、「実際に、16歳未満の少年が人を死なせても、保護処分で終わることは少なくない」と紹介している。
被害者のお母さんは、何故、少年法の廃止に賛成するのか、として意見を聞き、その発言に対して上記の言葉をなしたのが平岡秀夫氏である。
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犯罪者の資質を有する平岡秀夫氏
番組の動画を拝察し、お母さんの上記の発言は、おそらくは、不幸にも、世のお母さんたちがその当事者の立場になられたとすれば、ごく率直に抱かれるであろう痛みではないのかと。筆者はそう拝察する。まして、加害者に死の恐怖を味あわせたい(要旨)、との言葉は発してはおられない。その真摯たるべき議論に対して、すでに民主党国会議員という「公人」の立場に在りながら、そもそもの議論を小莫迦にしたかのように黒シャツに白系ネクタイという、あたかも“ルパン三世”のごとくの小気取りともとれるいでたちで臨み、かくも軽々な、筋違いともとれる言質を示した平岡氏に対して、これを知った人々の問いかけ、抗議が殺到しても致し方あるまい。
確かに、犯罪を犯す少年らには、「それなりの事情」(平岡氏)はあるだろう。個々千差万別に事情はあろう。だが、一般に、施設から何時出られるのか、と即座に弁護士を雇う事例が少なくないと聞く。かくなる罪の軽減、もっと謂えば法の抜け穴を専門家に相談するような者たちに、ひいてはその親たちに、果たして、「自分を反省し、これからの人生を歩んでくれる」(平岡氏)とする悔悛と更生の心が存在するのか、どうか。最たる重みを以って問うべき現状がここにあろうかと拝察する。
この肝心な点を指し抜いて、一見、法に触れなければ嘘、出鱈目、ごまかしなど何でも有りとするかの平岡氏の一辺倒なメンタリティに、日本人拉致犯(工作員)の助命嘆願に署名した千葉景子氏、江田五月氏ら、民主党内閣での歴代法相と同様に重々問うべき「資質」の欠落が窺(うかが)えてならない。
一国の現法相でありながら、しかし、昨今の、世のいい加減と曖昧の粋を尽くしたかの国会答弁の“スタンス”といい、上記の発言といい、また、表題誌面に垣間見る、被害者をむしろ怒らせた、日本人に非ざる「痛み」の心を兼ね備え得ないアリバイ的な態度といい。あくまで筆者独自の洞察からからだが、事の言動を拝察するにつけ、平岡秀夫氏は、千葉、江田氏らと同様、犯罪者の資質を十分に有する人物と映ってならない。かくなる「犯罪予備軍」を公人の、しかもその最たる「法相」の立場にこのまま許し置いて良いものか、どうか。日本国民を守る法整備に資する。この本来在るべきスタンスと謂うよりは、日本人に対する“合法的なテロ行為”とみなし得る闇法案の数々を陰で推進して恥じない、心卑しき存在と謂えるのではないか。
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朝鮮大学校の記念式典で「あいさつ」
平岡氏のごく一つの“事跡”に過ぎないが、同氏は「朝鮮大学校創立50周年記念祝賀」式典に出席し、挨拶までなしている。稲田朋美議員の質問(10月25日の衆院法務委員会)に対して、かろうじて出席だけは認めるかの、しかし、糞にたかった蝿のごとくに、手もみ、また手もみしつつの曖昧な答弁で逃げておられたが。朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」(2006年11月15日)には、同校学長が「民族教育を支持し朝鮮大学校に温かい支援をくれた日本人士をはじめ来ひんらに謝意を表し」(紙面)とした一人として、「平岡秀夫衆院議員(民主党)があいさつした」と記している。
朝鮮新報(Web) 2006年11月15日付記事
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朝鮮新報がこう記している。少なくとも、平岡氏が、北朝鮮の団体との浅からぬ関係にもあろうことが重々拝察し得るが、いかがか。その正体は「対日政治工作員」とみなして差し支えないのではないか。かくなる人物が、なぜ、法治国家の要たるべき「法務省」を掌握する存在にまで“登り得た”のか。それもこれも、多くのメディアがこうした事実一つすらを報じて来なかった弊害の、その“結晶”とも指摘し得るのではないか。
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■ 与党関連、最近の主な記事:
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【筆者記】
民主党政権が、何故、良識からその資質が不適格と指摘される北朝鮮賛同の人物らを、こともあろうに、主権国家の立法府の要である「法相」の座に“これでもか”とばかりにすえ続けて来たのか。「闇法案」推進と国家衰亡を是とするかの、現政権のそもそもの方向性がこの点に窺えてならないのは、決して筆者だけではあるまい。これを見抜く次なる一票を。
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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