2011/11/18(金) 16:05:53 [「博士の独り言」記事より]

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平成22年10月22日付メモより重稿
松下政経塾について

 多くのみなさまがご存知の通り、政界には随分と松下政経塾ご出身の議員が多くおられるようです。この議員諸氏は信頼でき得るのか、どうか(要旨)、とのお問い合わせをブログ開始以来よくいただいています。先ほども、電話をくださった読者の方との間で同様の話題が出たこともあり、洞察するところを率直に申し述べ、小稿にメモさせていただきたく思います。

 先ずを以って、瑣末な身の遠縁にも政界に出た者は少なくありませんし、その中には、若き時期に松下政経塾へと誘われた者もおります。一般に、同塾はブランドであるかのように称賛されている側面がある。しかし、そもそもの、日本の伝統である国家観をしっかり抱く「人」を育てる、というよりは、“政治家になるため”の技術を学ぶところである。その傾向が強いのではないか、と。関係者にお話を伺うほどに、その感慨を強くいたしております。

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路傍の秋(平成23年版)
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単なる「ツール」に過ぎず

 その“技術”の象徴的な1つとして、ディベートと呼ばれる議論の手法があります。同塾の信奉者とみられる有権者の中には、「ディベートがしっかりしているから、出身議員は信頼できる」(要旨)、とのお話をよくいただくことがあります。しかし、言葉悪くて恐縮ですが、ごく率直に申し上げれば「愚かしい」の四文字のしか浮かびません。なぜならば、「ディベート」は単なる技術に過ぎないからです。果たして、議員になって国益に資する存在か、どうか。そう問われるのは、その技術を用いる「議員ご自身」であるからに他なりません。

 仮に「優れた技術」であっても、支障を来たしたかの人や、国家観乏しき人物が用いれば「きちがいに刃物」にさえなり得る。問われるのは「人」である。この点が重要かと存じます。まして、ディベートはかのオウム真理教をはじめとするカルトが特技としているところでもあり、嘘の上塗り、虚構への誘導にも安直なまでに用いられて来た「技術」であることを指摘せねばなりません。どこぞの政権の前総務相をはじめ、そもそもが精神科で診てもらうべき破綻的な姿も、カルトのディベート活動と二重写しとなるかの嘘八百の姿に映る。

 これらを多用するカルト、毀日集団と対峙して来た身にとっては、そのように拝察し得てならなりません。そもそもの、同政経塾誕生の端緒が、創価学会の「永遠の指導者(会則)」の“提言”によるものであったことはよく知られていることかと思いますが、上述に触れるカルト的な要素を含め、考え併せるとなるほど、と拝察し得る側面があります。

 ディベートは、たとえば、伝統の基礎研究を重ねてきた身に対してはまったく歯が立ちません。むしろ、特亜特有の論理のすり替え、ごまかしのための稚末な手法にも酷似しており、極端に指摘させていただければ、事実を実証する客観的な大人の「道具」にさえもなり得ません。さればこそ、歳月こそ経ても、これらを順々に打ち破り、毀日集団やカルト集団の構成員を脱退させ、ごく通常の日本人へと復帰せしめ得たものと実感しております。
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次世代を担う「人」の育成こそ急務

 言葉度々悪くて恐縮ですが、この程度の「塾」の存在が、あたかも、一般にブランドであるかに映る背景には、教育に対する日教組らの侵蝕、阻害もあってか、残念ながら、戦後において「人」を育てて来なかった。また、育てる方途も見失いがちに今日まで来てしまった「失われた日本本来の土壌」にその背景的な要因があろうかと。たとえば、枯野に鮮やかな毒キノコが生えていれば“美しき”存在にさえ映ってしまうかのような錯覚ではないか、と私は観ております。

 その証左として、一国の主権が侵害を受ける。本格的な侵略を受ける危機にあっても、のほほんとしておられる国会議員が大多数である。たとえ、銃弾に当たっても公職に身を捧げる。その気概を持っておられる議員がどれほどおられるのだろうか、と。ふとこう問いたくなる「現実」にあるのではないか、と拝察し得てなりません。この意味で、今一度、日本の幾多の誇れる先人の事績と国思う心の琴線に触れ原点と置き直して、日本人の底力で綴(つづ)られて来た事実史観をもとに、次世代の国担う人々を育てつつ。同様に、心ある人々は、心一新して原点に立ち還り、子供さんやお身近な後進の方に教えて行くべき時代に入った。その実感をことさらに強くしております。

 明日も青少年のみなさまにお話をさせていただきます。国家とは、国益とは、と。度々お話をさせていただいています。この針路なくして、いかなる知識、技術を後に得たとしても、糸が切れた凧(たこ)のように迷走してしまうからです。度々申して恐縮ですが、人間、死して冥土に持参できるものはなくても、死して遺せるものはいくらでもある。拙き身が少年の頃に、その心から、祖父、父より親身に教わった、ごく当たり前に在るべき国家の綱格についてもお話しさせていただくこともあります。この子らがやがて大人になり、国思う政治家や識者となり、この親となる時は、必ず日本が毅然となる。その時に、ふと微力な私の話も思い出していただけば嬉しい、とこう思う次第です。雑感にて失礼いたしました。
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 読者のみなさまにはお忙しい中ご訪問をいただき感謝します。これからも一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。

 この足かけ5年、不変のスタンスとして堅持して来たことは、政治家や政党、官公労、宗教法人など「公」に対する批判をすることはあっても、「個」に属する私人や「個」のブログはその対象としない。小ブログはこの一点に始まります。あらぬ誤解を解くために、「個」に対する毀損に対しては反駁を返したことは稀にあろうかと思いますが、基本的に、いかなる「個」に対してもそのスタンスでおりました。

 あえて「個」を取り上げる時は、たとえば、書籍やブログ紹介の時のように、ポジティブに、その「個」の優れた点、尊敬できる点などポジティブな要素のみを記すことをモットーとしています。日本人のメンタリティをもとに本然的に在るべき流儀であり、道であり、さればこそ、言論を発する価値がある、とこう信じて止みません。また、「公」に対する事実の指摘は「悪口」の類には該当せず、むしろ、さらに事実を掘り下げるために不可欠です。特に、国際社会を相手に、一部の国が日本に着せている濡れ衣、毀損を1つ1つ解いていくためには、辛労は懐深くにしまい、虚構を明解に指摘し、示すべき物事の筋道を切り開いていく度量が不可欠な時が多い。このスタンスはこれからも不変です。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝申し上げます。
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 以上、平成22年10月22日付メモより重稿
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【筆者追記】

幸之助氏の晩節を利用したカルト教祖

 最近、上記と同じような問合せをいただくようになりましたので、以上、ご参考までの重稿とさせていただきます。

 松下幸之助氏は、日本の産業、技術の発展に寄与された偉大な先人の一人として筆者も尊敬申し上げています。然るに、上記の問いかけの核心は幸之助氏ご自身へと謂うよりは、同氏の晩節の狭間を衝くかのように、ねずみのごとくに近づき、まんまと会談へと誘導せしめ、同氏の名誉と業績、および企業力のもとに松下政経塾を作らしめ、自方の政界工作へと我田引水せしめたカルト教祖の姦策と、その忌むべき廃国の方向性にあります。

 そもそも、盛んに会談や対談の場を有名人をツーショット利用する。これは、在日朝鮮人(および帰化系)に特に顕著な性癖であることが、ここ数年の大田区や品川区、川崎市(神奈川県)などでの国思う調査の中で克明に判ってまいりました。なぜ、彼らは有名人を盛んに利用するのか。その病理と問えば、上記のカルト教祖の事例を観るまでもなく、そもそもが朝鮮人(または帰化系)の身にこれといった内容が無く、且つそこに起因する劣等感のゆえか、朝鮮人特有の寄生本能を働かせて身を利する。その習性の発露の一つとも指摘できましょう。大いに見抜くべき点がここにあります。

 以って、同政経塾の方向性も如実となってまいりましょう。確かに、出身者の中には高市早苗氏(自民党)のような優秀な議員もおられますが、そもそもの同氏の資質が優れているためであり、その例外的な事例を、直ちに政経塾の成果とは見なせない点がここにあります。公明党の党勢だけではカルトを守れない。ゆえに、ある種の共鳴分子や「シンパ」を数多くの量産させておく。そのための他人(有名人)利用の政界工作の一環とみなせば、事の次第がつながるのではないか。この点について、後稿でまた詳しくメモしたく考えております。

 「亜」のしもべ「カルト」の手によるものでは一切なく、ひいては他国の干渉や影響を一切受けず。むしろ、それらの侵入を防止した上での、真の意味での、国思う国民を育てる学校。たとえ小規模であっても、次世代を担う真の「人」を育てる学校の設置が必要かと。今春に念願を自らの将来へ向けて立てました。拙き名は残らずとも、礎の一つとなって事績と赤誠が後世に役立てばよい。先祖代々の日本の誇りと人間力をもとに、比類なきこの日本の、日本人による日本人のための国作りの布石を次世代へとまた一つ確立するため、国思う研究者の立場にて、祖代と同様、無私無己の心境にて、地道に、また地道に尽力してまいりたく考えております。
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日本は毅然とあれ! 

20111118005  
路傍にて(筆者)
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