2011/11/06(日) 08:46:44 [特亜/四亜]

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平成19年6月14日付メモより復刻
「中国の女子楽団員、ストーカー被害」報道を調査
南京紙「虚偽報道」の垂れ流しを追求

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「紫鳳中国女子楽団」ストーカー事件、ホテル・プロモーション会社
事実無根の報道に困惑―大阪
 2007年6月13日、レコードチャイナが10時ごろ、18時ごろ配信した、中国の女子楽団員、ストーカー事件について、今回日本でのプロモーションを担当しているラインアップは、この報道は事実無根だと完全に否定した。 宿泊先と中国で報道されているホテル、ハイアット・リージェンシー・オーサカは、楽団員は宿泊しておらず、まったく根も葉もない報道に困惑しており、きわめて遺憾であると不快感を示した。中国のメディアの記事の信頼性について疑問に感じている。Record China 2007年6月13日/写真は「6月9日大阪のホテルに宿泊しストーカー被害にあったと、中国で報道されているが、プロモーションを担当しているラインアップは、この日は、神戸のホテルに泊まったと言う」Record China 平成19年6月13日付記事より資料として参照のため引用
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ホテル側は「事実無根」と断言

 表題は、Record Chinaの修正記事である。事の発端となった問題の報道は、「金陵晩報」の記事にあり、それをRecord China(6月13日)が日本語化して配信したことにある。

 筆者は、記事を配信した「Record China」と“性的被害”の舞台とされた「ホテル、ハイアット・リージェンシー・オーサカ」に、それぞれ事実関係を確認するために問い合わせを入れた。そこで、「担当者留守」につき折り返しする、との返答により、「Record China」は、次の回答を留守電に(筆者が話中であったため)残した。以下に、その内容を報告する。
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留守電の内容(要旨)

 南京の夕刊紙の情報は正しいと思って掲載している。ホテル側から事実無根とのクレームが入ったが、大阪府警本部と同本部の記者クラブを通じて調査を事実確認を依頼中である。また、外務省の文化交流担当(中国課)にも事実関係の調査を依頼している。くれぐれも、弊社は「正しいと思った(中国紙の)情報を記事にしているのでご理解いただきたい(要旨) 。
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 一方、「ホテル、ハイアット・リージェンシー・オーサカ」への問い合わせでは、「まったくの嘘、事実無根」(広報部)との回答を得た。「Record China」の修正記事と同様。当日、「中国」の女子楽団員が同ホテルに宿泊した事実は無く、まして、日本人男性の「ストーカー被害に遭い、犯人が警察に逮捕された」との報道は「嘘八百」である、とのことだ。

 「中国の虚偽報道に怒りを感じている」「頑張ってほしい」等のメールや電話による激励が集まっているそうだ。事の次第は、TBSによる「不二家」に関する捏造報道に似ている。場合によっては、当該ホテルが法的措置を視野に入れるべきだろう。

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ハイアット・リージェンシー・オーサカ(同ホテルのサイトより)
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大阪府警本部への問い合せ

 念のために、大阪府警本部(広報)に問い合せた。

筆 者: 当該事件(上記の概要を説明)で逮捕者が出たとの報道に触れたが、それが事実か否か、一点だけ確認させていただけないか?

府 警: 原則として、逮捕があったか否か、を含めて、逮捕が実際にあったとしても、それに関するあらゆる情報は、問い合わせをいただいても個人には提供できない。

筆 者: 事件それ自体の「有無」について、また、事件が事実であった場合の犯人の素性等について、お示しいただくのは無理か?

府 警: 警察としては、事件の有無を含めて、仮に、事件が事実であったとしても、一般からの問い合せに対しては、それに関する情報は一切提供しないのが原則だ。“事件があった”と何で知ったのか?

筆 者: Record Chinaというネット媒体である。新聞を含む他のメディアの報道には、この“事件”はあつかわれていないために、ご多忙中に恐縮ながら、府警殿にも問い合せを差し上げた次第だ。

府 警: 事件がもし事実だとすれば、すでに新聞などで大きくあつかわれているだろう、としか申し上げられないが。
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性的被害に遭ったという“事件の概要”

 南京の「金陵晩報」の報道概要 は、『日中国交35周年の文化交流として今月5日から来日公演をしている「紫鳳中国女子楽団」が、来日直後に性的被害に遭っていたことがわかった。犯人は日本人の男2人で、警察に逮捕された』というものであった。

 同記事を日本語版に紹介した Record China(13日)によれば、同楽団は神戸で初演を行った後の6月9日、次の公演地の大阪に入った。そこで、『南港のハイアットリージェンシーホテルに宿泊した。事件はここで起こった』と記している。

 その女子楽団の一行を、『実は神戸での公演を聞き、その直後、彼女たちの移動する車の後をつけ、ストーカー男2人が追いかけてきていた。団員が泊まる部屋のすぐ前に自分たちも部屋を取り、その夜、押し入ったのだ。団員はフロントに通報、駆けつけた従業員に男は「酔って部屋を間違えた」と言い訳し、自分の部屋に戻った』と報じている。

 楽団は、今月9日神戸から大阪入りし、市内のホテルに宿泊した。事件はここで起こった』と報じた。その内容によれば、『ホテルは楽団にセキュリティの不備を謝罪し穏便に処理しようとしたが、楽団の中国人スタッフは、この事件は非常に悪質であるとして警察に通報した。5分後に警察がホテルに到着し、犯人を逮捕した』とある。

 さらに、「金陵晩報」の報道を紹介し、『翌朝、朝食に出ようとした団員2人がドアを開けた途端、男らが部屋に押し入り、うち1人はベッドに押し倒され、服を破られたという。幸い、ホテルの従業員が監視モニターでチェックしていたため、即刻駆けつけ事なきを得た。ホテルのマネージャーは事を荒立てたくないと示談を申し入れたが、楽団側は警察に通報し、2人の男は逮捕された』と配信したものであった。

 「ホテル」と「逮捕劇」の確認については、上述の通りである。仮に、「金陵晩報」の報道が真実とあるとするならば、「事件の有無は教えられない」とする大阪府警はともかく、ホテルは嘘をついていることになるが、いかがなものか。ホテルのマネージャーは、『示談を申し入れたが、楽団側は警察に通報し、2人の男は逮捕された』との話には、事件の経緯を30分ドラマでみるような単純さがある。
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「Record China」に見解を尋ねる

 こう綴っているうちに、「Record China」から折り返しの電話があった。

筆 者: 大阪府警記者クラブや外務省の文化交流担当に調査以来を出しているとのことだが、これらは、事件の有無の確認を含め、報道する前に、何より先に成すべき取材手順ではなかったのか?

担 当: 我々は取材を報道しているわけではなく、信頼している「中国」の大手メディアの報道を紹介する立場でしかない。今回も、我々の中国人スタッフが「金陵晩報」の報道は「事実」であると確認している。

筆 者: 「金陵晩報」が事実とする「報道内容」と、真の「事実」とが異なる場合は、どう対処されるのか?

担 当: 誤認はないと信じる。現に、「中国」国内の大手メディアやWebでは騒ぎになっている。

筆 者: その騒ぎを御メディアは信じる理由にしている、ということか。

担 当: そういうことにもなる。

筆 者: では、お尋ねする。「金陵晩報」は事件現場のホテルなり、大阪府警の記者クラブなりを取材し、確証を得た上で「中国」国内で報道したのか?

担 当: いや、随行スタッフ(中国人)の話をもとに報道しているという、確認はとっている。

筆 者: 現場を取材したわけではないのか。

担 当: だから、現場に居合わせたというスタッフ(中国人)を「金陵晩報」は取材しているわけで。
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「我々は報道を紹介するだけ」(RC紙)


 さらに質問を続けた。
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筆 者: ホテルは事実無根と証言している。「中国」で騒ぎになっているとすれば、「随行スタッフの話」だけで“事件”が一人歩きしていることになるが、どのようにお考えか。「事実」ではないとすれば、これが当該のホテル、ひいては日本の名誉にかかわる問題にも発展しかねないが。

担 当: それはそれで止むを得ないだろう。我々は「中国」のメディア報道を日本に紹介するだけの存在だから。

筆 者: では、何故、大阪府警記者クラブや外務省に調査を依頼している、といわれるのか?

担 当: 念のため、という目的で。

筆 者: 堂々巡りになるが、何故、それを最初に行わないのか。事が事実であるとすれば、小さな事件では済まされないはずだ。だが、日本国内のメディアでは、現時点で一切報じられていない。「中国」のメディアの配信を鵜呑みにして書いたとしか思えないが。

担 当: それが我々の仕事といえば、仕事だ。

筆 者: 事実ではないと確証が取れた時、国内や「中国」に対して説明はしないのか。

担 当: 我々(Record China)は謝罪はしない。ただ、現に、2度目の報道をしている。

(表題記事は、同社が「中国」の虚偽報道を示唆しているが、これが精一杯の訂正報道なのかもしれない)

(以上、要旨)
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【筆者記】

 個人的には腹立たしい限りだが、要約すれば「中国」本国のメディアが流す情報をそのまま配信しているに過ぎないので判りやすい。ゆえに、誤報があっても、職業メディアとしての社会的責任はなく、本国メディアの間違いも指摘できない、とする同社「Record China」の立場はむしろ明解である。すなわち、「我々は中国の代弁者でしかない」。そう開き直れる立場なのである。そう認識して「中国の報道」に接するとよい。

 今回の南京紙の報道は、何時でも何処でも、「中国」は日本非難のためのネタ(捏造)を造り出す「負の能力」は豊富である。その事態を証明する実例の一つに映ってならない。おぞましき「中国」である。
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 以上、平成19年6月14日付メモより復刻
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■ 関連記事と資料:

平成23年5月4日 見抜くべき「亜」の国害
平成23年4月23日 (第一部)
日本の新たな夜明け

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□ 平成22年11月21日 訪問勉強会 特亜および露西亜の真実
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【筆者追記】        

まだ「ましな」対応だった

 上記は4年余り前のメモですが、今後の参考のため、復刻させていただきます。


 「個」による国内外へ確認事案は、非公開分を合わせると、この足かけ6年間を振り返れば、おしなべて年に百五十件ほどになります。最も多かった年は、平成21年で二百五十件を超えていました。一件の確認で各方面へ問い合わせを行うため、問い合わせの本数は数知れません。単なる窓口と謂うよりは、担当者、当事者への問い合わせを「博士の独り言」の標準としてまいりました。また、賊敵の仕業か、コピペと同一宛先送付による妨害が増え意思通達の遮断を回避するため、ブログにはそのほとんどを公開しておりませんが、関する意見書はその数をさらに上回っています。

 上記のチャイナ紙の対応は、まだ「ましな」部類の対応でした。一般に、「亜」を相手にする場合、朝鮮紙のケースと同様、先方の怒声と恫喝、受話器のガチャ切りで問い合わせを阻まれた事例が多くを占めています。国思う調査活動でもまた然り、否、それ以上で、「身の危険」云々で説明し得るレベルをすでに超えています。勉強会などで、その顔の絆創膏はどうしたのか、と参加者から尋ねられることもしばしばですが、怪我を負わなかった年は有りません。国守る端緒は「個」の勇気と尽力によって開かれる。それを身を以って示された幾多の先人に感謝し、将来、何らかの形で、数多の非公開分の事案や賊類の実態を開示できる機会があろうかと予感しています。
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日本は毅然とあれ! 
             

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敷島の桜花(筆者)
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