2011/10/11(火) 10:04:43 [おしらせ]

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メディ「亜」の嘘八百を暴くヒントにも

 今夏、駅構内の書籍コーナーで手にした価格も手頃な一冊である。客観的検証と事象の確認いう、諸般にあって然るべき視点からよくまとめられており、いつか紹介させていただこうと思いつつ、その機会をついつい逸し、夜長の季節を迎えてしまった。どのページを開いても、気軽に読める構成になっている。

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「謎解き 超常現象」
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 いわゆる、テレビが盛んに放映して来た「超常現象」や「UFO」、「心霊現象」、「オーパーツ」など。各局がさも“事実”であるかに垂れ流して来た数々の事柄に対し、相応の調査と客観的検証を加え、趣旨の通り「謎を暴く!!」参考とし得る一冊と謂えそうだ。

 テレビは一度に、数十万、数百万、ひいては数千万人が同時に視聴する「メディア」であり、事実を報じるべき「公器」の立場にあるにも関わらず、である。しかし、あらぬ虚構の植え付けやそれに乗じたかの宣伝、また、それらの虚構によって人に本来あるべき思考を腐蝕に導く「精神汚染の具」と化すかの傾向が、最近は特に目立つ。上述の“謎”の数々や韓流などはその典型と指摘せざるを得ない。

 一般に、関する情報が揃(そろ)えば、それが捏造、虚構であることは明白であるにもかかわらず、真に必要な情報をトリミングによって隠蔽する。掘り下げた検証を加えれば、真っ赤な嘘であるにもかかわらず、あえて必要な検証を行わないなど。いわば、テレビ、ひいてはメディ「亜」の虚構の図式を解明に資する、その重要なヒントの数々を同書は併せて提示してくれている。
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一例: 大統領令「番号」とスタンプの捏造

 たとえば、どこぞのテレビ局が盛んに放映して来た「MJ‐12」について、数々の番組がその“根拠”として来た米「大統領命令」の“機密文書”について、表示されている「TOP SECRET / MAJIC」のスタンプ(ゴム印)の捏造はプチ検証すればすぐに判る「嘘」である。米国といえども、通常、政府文書にはかかるゴム印は使用しておらず、その事実をもとに、“機密文書”に示されているゴム印は、一人のUFO研究家の私物であることをさらに解明している。

 また、大統領命令に記載されている番号についても、「大統領命令は初代から続き番号になっているため、どの時代のどの範囲の番号が使われていたのかははっきりしている。そのため、大統領命令の番号がありえない数字であることが判明した」としている。拝見するに、実に淡々とした客観的な検証の一つに映る。

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「謎解き 超常現象」 (P106‐P107)より
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 上記はほんの一例だが、かくも幼稚なトリックを、数百万、数千万の視聴者を相手に、あたかもこうした謀略機関の存在が“真実”であるかに垂れ流して来たテレビ局には、視聴者に対する訂正も謝罪もない。多くの有志が指摘して来られた「亜」の嘘吐きメンタリティそのものではないか。
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謎解き 超常現象

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著者: ASIOS 
「2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体」
出版: 彩図社
発行: 平成23年6月30日
価格: \550 (税込)
Amazon (博士の独り言のアフリエイト: sakurayamato-22)
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内容紹介

 大都市上空に飛来したUFO、記念写真に写った不気味な顔、天から降り注ぐ魚の雨…、世の中には常識では説明できないとされる不思議な現象が存在している。だが、それは本当だろうか。本当に常識では説明できないのか? 本書では巷で評判の42の「超常現象」を取り上げ、懐疑的に検証。虚構と思い込みで彩られた”伝説”の背後にある「真実」に鋭く迫った。 目からウロコが落ちること必至の、超常現象謎解き本である。

(以上、書籍の「内容紹介」より)
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 内容的には、項目によっては未だ「謎」の余韻を残す分析も一部に見られるが、しかし、物事のとらえ方、掘り下げ方は多くのみなさまのご参考、ヒントの一つとしていただけるのではないか。メモにて。

平成23年10月11日

博士の独り言
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日本は毅然とあれ! 

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路傍の海(筆者)
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