2011/09/27(火) 11:07:07 [「博士の独り言」記事より]

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平成22年11月25日付メモより再掲
政治家にとっても、大切な「往生際」

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小沢氏の特別抗告棄却=検察官役指定の差し止め請求-最高裁
 東京第5検察審査会の起訴議決をめぐり、小沢一郎民主党元代表が求めていた検察官役弁護士の指定の仮差し止めなどについて、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は25日、請求を退けた東京高裁決定に対する小沢氏の特別抗告を棄却する決定をした。小沢氏の求めを退ける判断が確定した。時事通信(Web) 平成22年11月25日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「起訴議決の適否、刑事裁判で」最高裁初判断 小沢氏の特別抗告棄却 」と報じる産経新聞(Web) 平成22年11月25日付記事より参照のため引用
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自語相違と往生際の悪さ

 小沢一郎氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件が、嫌疑不十分による「不起訴」(2月)した検察判断に対し、不服申立を受理した東京第5検察審査会によって「起訴相当」の議決(4月27日)が下されたことは、多くのみなさまがご存知のことかと思う。同議決を受けて検察は再度捜査を行ったが、再び不起訴処分となった後に、検察審査会が2度目の審査を実施し、2度目の議決を発表(10月4日)し起訴が確定した。

 それに対し、小沢氏が東京地裁に行政訴訟を起し、検察官役として強制起訴を行う弁護士の指定を差し止めるよう、国に求めるたが棄却。その後も抗告を重ねるも、小沢氏のその「検察官役指定の差し止め請求」は、ついに最高裁でも「請求を退けた東京高裁決定に対する小沢氏の特別抗告を棄却する決定をした」(時事通信)と伝える記事である。その事由について、「同小法廷は、改正検察審査会法で導入された起訴議決の適否について、「刑事訴訟で判断されるべきもので、行政訴訟を起こして争うことはできない」とする初判断を示した」としている。

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時事通信(Web) 平成22年11月25日付記事
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特異なゴネ得は、特亜の気風

 さらに、別途、「小沢氏は議決取り消しなどを求める行政訴訟も東京地裁に起こしており、12月21日に第1回口頭弁論が開かれる予定だが、訴えが却下される公算が大きくなった」とも報じている。小沢氏のこれらの行動は、どこへでも正々堂々と出て身の潔白を証明する(要旨)、とのどこぞの党の代表選などでの公言を自ら覆すに等しく、さて、起訴議決を突きつけられて、いやだ、起訴なんていやだ、とばかりに駄々をこね、眼前の現実からお逃げになろうとしているに等しい。

 往生際は潔く。これはいにしへよりの日本人の美徳だが、かくなる往生際の悪さと、それを証する自語相違の言動を拝見するつけ、この方をどうしても日本人とは筆者には思えないのである。さも特異なゴネ得狙いは特亜の気風に違いない。先稿でも指摘させていただいたが、御身の“潔白”の証明を願われるのであれば、裁判から逃げるのではなく、むしろ自ら進んで法廷に臨むべきではないのか。且つ、公職にある公人として、求められれば、偽証罪を適用し得る国会喚問の場で、御身が主張されて来た“潔白”を証明すべき立場にある。
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■ 主な関連記事:

往生際「小沢氏の場合」考3 2010/10/18 
往生際「小沢氏の場合」考2 2010/10/14 
往生際「小沢氏の場合」考 2010/10/07 
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小沢待望論を斬る 2010/12/04
隷中ゴルフ「民主4人組」考 2010/12/02  
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 特に、将来の国思う政治家を志すみなさまにとって、小沢一郎氏の事例は、こうなってはならない、との逆手本となしていただくに十分かと思う。たとえば、「石川や 浜の真砂(いさご)は つきぬとも 世に盗人の たねは尽きまじ」、とは石川五右衛門の辞世の句と伝えられる歌だが、かつての大泥棒でさえ最期は潔かった。潔しをもって美徳となす日本人の心。たとえ砕末であっても、五右衛門の胸にもその心が幾分か在ったゆえと拝察する。ひるがえって、この小沢一郎氏は何であろうか、とあらためてこう感慨するニュースである。

平成22年11月25日

博士の独り言
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 以上、平成22年11月25日付メモより再掲
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▼ 9月26日の記事:

野田首相「外国人参政権には慎重」拝考
青年は荒野を目指す
フォール卿の墓参  
(再掲)
日本文化は世界の宝 (復刻)
支那の危ない食品 (復刻)
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▼ 9月23日の記事:

支那「三越乗っ取り事件」考 (復刻)
支那「果て無き汚染」一考 (復刻)
朝日「独裁者になりたい」一考 (復刻)
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■ 関連記事と資料:

平成23年5月4日 見抜くべき「亜」の国害
平成23年4月23日 (第一部)
日本の新たな夜明け

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□ 平成22年11月21日 訪問勉強会 特亜および露西亜の真実  
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【筆者追記】    

次世代に遺す

 再掲で恐縮ですが、小沢一郎氏の元公設秘書ら全員の有罪判決(26日、東京地裁)の報に触れ、後稿の参考資料として当版「II」に掲載させていただきます。衆院予算委員会(26日)で、小沢氏の国会喚問を堂々と請求された稲田朋美議員にエールを贈りたく思います。それにしても、果たして、小沢氏の自語相違とゴネ得に彩られた「往生際」はいったい何年続くのか。この分では、ギネス登録もさぞ夢ではなかろうと。その感慨をもとに、幾度もめぐり来(きた)る四季に齢を数えつつ拝察申し上げたく思います。


 先祖代々の日本人元来の品性と誇りを実証をかねてお伝えする。また、正直に生きてごく当たり前の筋道に照らし、「おかしい」「変だ」と洞察していることをみなさまと共有させていただき、その病理を問う。これが博士の独り言のスタンスであり、この視点は今後も不変です。 日本人の多くが、思想、信条の面で団体や集団に属さない存在であり、私と同じ「個」の立場におられることを幸いに思います。ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した、その共有が広がり行くことを願って止みません。
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日本は毅然とあれ! 
     

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路傍にて
(有志のカメラにて) 
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