2011/09/21(水) 05:12:06 [国内時事]

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台風に警戒を  

 Webについては、ここのところほとんど見ていなかった次第ですが、台風15号が日本列島に最初に接近した時(17日)の中心気圧は975hp(ヘクトパスカル)前後ではなかったかと記憶しています。その直後の18日に針路を南転し、翌19日にかけて南海上を一回転するかのゆっくりとした針路をたどった。その時に、夏を経て温まった南海の上昇気流を吸収するかのように勢力を拡大し、発達がこれまで続いていた。それが、台風の強大化の要因になったものと思われます。

 気象協会によって示されている現勢力(21日午前4時)は、中心気圧940hp、中心付近の瞬間最大風速は50mps(m/s)とあります。その規模と、今後に予測されている進路を考え併せれば、昭和34年(1959年)9月26日に潮岬(しおのみさき)に上陸し、紀伊半島から東海各県を中心とし、全国的な被害をもたらした様子が記録されている伊勢湾台風(同年の台風15号,中心気圧は930hp)に準ずる台風であるかに映ります。

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気象協会による台風の進路予測(20日午後9時)
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 同台風の上陸時点での中心気圧は930hpで、大規模な風雨により、当時「犠牲者5,098人(内、死者4,697人、行方不明者401人)ならびに負傷者38,921人(総務省消防庁「消防白書」)との甚大な人身被害をもたらしたことが判ります。多くの家屋や街々の構造性は当時とは異なれども、いざ上陸となれば、河川の決壊や斜面のがけ崩れ、家屋への浸水、交通の混乱などが予測されます。また、災害のどさくさに紛れるかのように意外な悪事を働く外来の民も最近目立ちます。

 これ以上の被害が発生しないことを祈らずにおれません。しかし、実際の防災の上で、通勤や通学、所用でお出かけになられるみなさまにはどうかお気をつけて。ご家族とのご連絡、ご協力を大切にされ、どうか個々十分な警戒と対策を講じられた上で安全を期されるようお願いします。
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日本は毅然とあれ! 

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路傍の桜花
(筆者)平成23年4月6日掲載
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