2011/09/17(土) 09:24:08 [「博士の独り言」復刻記事]

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平成19年9月7日付メモより復刻
虚偽で世界大会を開く「韓国」

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「慰安婦」問題世界大会 朝鮮はじめ11カ国参加
 日本の敗戦から60年以上が経過したにもかかわらず、日本政府がいまだ旧日本軍の戦時性暴力問題に対する公式謝罪や賠償を行っていないことに対して、国際社会が大きな憂慮を示している中、日本軍「慰安婦」問題解決のための世界大会が来月3~7日、ロサンゼルスで行われる。 今大会は、日本軍「慰安婦」問題に対する日本政府の公式謝罪を求める声が高まる中、米国で初めて行われる「慰安婦」関連の国際大会となる。朝鮮新報 2007年9月7日付記事より参照のため引用/写真は「南朝鮮の日本大使館前では毎週水曜、被害者らが日本政府の謝罪と補償を求めてデモを行っている [写真=統一ニュース]」朝鮮新報 2007年9月7日付同記事より引用
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嘘をつき通す「韓国の底力」

 先稿で英語版記事の「日本軍の性的奴隷に関する世界会議」の詳細について、朝鮮総連の機関紙・朝鮮日報(9月7日付)が宣伝しているので短稿に紹介する。

 この「世界大会」は、韓国の団体がカリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)のキャンパスを借り受けて催すもので、『日本軍「慰安婦」問題に対する日本政府の公式謝罪を求める声が高まる中、米国で初めて行われる「慰安婦」関連の国際大会となる』(朝鮮新報)と謳っている。

 確たる証拠が無く、検証不十分でありながら、「河野談話」を論拠として“従軍”慰安婦への謝罪と賠償を求める反日策動。韓国の策動もついに“世界大会”を催すまでに進展したのである。『北南朝鮮、日本、台湾、中国、インドネシア、フィリピン、オランダ、ドイツ、オーストラリア、米国などからの団体が参加予定だ』(同)とある。虚偽で他国の尊厳を貶める。ここまでやれるのも「韓国ならでは」といえるだろう。

 その韓国がさらに強気になった背景には、米下院における対日「謝罪要求決議案」(7月30日)の“可決”がある。出席議員がわずか10人。「異議なし」の音声決議で“可決”した決議案について、『米下院本会議で日本政府に公式的な謝罪を求める日本軍「慰安婦」関連決議案が採択されたことで、日本軍「慰安婦」問題は、国際社会に大きな波紋をもたらした』と宣伝している。権威あるべき米連邦議会も好いように利用されたものである。その“決議”を買い取った“功労者”についても先稿で紹介させていただいた。
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虚構への反駁

 UCLAを会場にとするだけに、その催しの内容は周到で且つ執拗である。表題記事に云く、『大会期間中、参加者による記者会見をはじめ各国の非政府組織(NGO)代表による日本軍「慰安婦」問題の実状や運動の歴史についてのシンポジウム、専門家による講演、演劇、絵画展、写真展、映画上映などが行われる予定だ。大会では、「日本軍『慰安婦』被害者のための人権宣言」が発表される』(同)とある。

 歴史の事実を未だに知らない一般学生が参加すれば、日本は何て酷いことを、と思うであろう。それが韓国の1つの狙いでもあり、免疫性が乏しい層を狙うその手法はカルトやマルチ商法と同様である。その手法は執拗であり、実にマメである。これらの反日策動に対しては、かの国々と同様の泣き女の演出や集団的な騒然による数の圧力を以って“正論”化するかの力の手法で“対抗”するとしても、そもそもがそれらを伝統国技として来た特殊な国々の手の平に乗り、外国から観れば朝鮮人と同類とみなされかねず、むしろ、朝鮮人が得意とする虚構への誘導、あらぬ方向への誘導の、騙しの連鎖に乗せられるリスクが高い。

 かの国々の品位にはない、たとえば、すぎやまこういち氏ら国思う識者諸氏による連名の意見書の呈示など、日本人本来の理性による要所、また要所で粛々と事実を提示し、粘り強い反駁(はんばく)を対外的な要人、実力者に敷衍していく。このことを先ずを以っての、迎撃の第一歩、基本とすべきである。
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小野田寛郎氏の証言

 ここで少々レビュー事項を添付させていただく。小野田氏の「私が見た従軍慰安婦の正体」と題する「正論」へのご寄稿をあらためて紹介させていただきたい。その冒頭に、小野田氏は『首相の靖国神社参拝や従軍慰安婦の問題は、全く理由のない他国からの言いがかりで、多くの方々が論じているところだ。南京大虐殺と同様多言を弄することもあるまいと感じていたのだが、未だに妄言・暴言が消え去らない馬鹿さ加減に呆れている』と、他国(特定国)の言いがかりのおぞましさを淡々と斬っておられる。

 続いて、『戦後六十年、大東亜戦争に出征し戦場に生きた者たちが少なくなりつつある現今、私は証言として、「慰安婦」は完全な「商行為」であったことを書き残そうと考えた』、と寄稿の趣旨を述べられている。『「慰安婦」は完全な「商行為」であった』。ここが重要である。「商行為」。つまり、現地人の業者が娼婦を公募し、商売していたのである。

 韓国が証拠として提出した広告は、むしろ、韓国の言い分を否定する証拠となった。「慰安婦を募集!月給300円以上!3000円まで借金が可能!」と娼婦業の募集を示すもので、“従軍”も“強制”も存在していない。警察官(巡査)の初任給が45円の時代だったそうだ。まさに高給である。

 小野田氏はこうも記されている。『大東亜戦争時、戦場には「慰安婦」は確かに存在した。当時は公娼が認められている時代だったのだから至極当然である。 野戦に出征した将兵でなくとも、一般に誰でも「従軍看護婦」と言う言葉は常識として知っていたが、「従軍慰安婦」と言う言葉は聞いた者も、また、使った者もいまい。それは日本を貶める為に後日作った造語であることは確かだ』と。

 この小野田氏の指摘は、筆者の遠縁(はるかに年長)をはじめ、多くの戦争経験者の言資と一致する。つまり、“従軍慰安婦”が政府関係者の言資に登場したのは、戦後はるかに50年を経ようかとしていた1993年の「河野談話」であった。小野田氏は寄稿を次のように締めくくられている。

 『「従軍慰安婦」なるものは存在せず、ただ戦場で「春を売る女性とそれを仕切る業者」が軍の弱みにつけ込んで利益率のいい仕事をしていたと言うだけのことである。こんなことで騒がれては、被害者はむしろ高い料金を払った兵士と軍の方ではないのか』と。まさに事の本質を衝いた言葉と拝察する。
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【筆者記】

 あらぬ国による「虚構」による国辱が起これば、それに対しては「真実」をもって反駁する。この行動は、いかなる主権国家においても、外務上で最低限実行すべき「当然」の権利であり、且つ国家が自国民に対して果たすべき当然の「義務」であることは先稿に述べた通りである。また、それを成し得る政治家を選ぶ義務と次世代への責任が私たち日本国民にある。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になります。
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 以上、平成19年11月8日付メモより復刻
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■ 関連記事と資料:

平成23年5月4日 見抜くべき「亜」の国害
平成23年4月23日 (第一部)
日本の新たな夜明け

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平成22年11月21日 茨城県 訪問勉強会 特亜および露西亜の真実
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【筆者追記】

今後の参考資料として復刻

 時系列的な資料作成(再構築)の一環として、先日より、折々の合間にですが、今後の参考のため、消失していたメモ(「博士の独り言」記事)の復刻を進めています。本記事は4年前のものですが、ここへ来て“従軍慰安婦”の捏造を持ち出す韓国への徹底反駁と、今後の参考のため、先稿と併せて復刻させていただきます(50稿目になりました)。 


 現下の、韓国による“慰安婦問題”協議の“提案”もまた、民主党政権の脆弱を衝いた一つであると同時に、その底流には、同政権の「人権侵害救済法」施行の「その後」を想定に入れた対日侵略の一つとみなして差し支えありません。

 PCが有るうちに新たな資料をさまざまに作成し、意見書の添付資料として準備したく考えています。事実の指摘は決して悪口には該当しません。国害に対する指摘は「悪口」の類ではなく、むしろ、さらに事実を掘り下げるために不可欠な指摘です。事実を淡々と指摘すれば、「なるほど、そうか」と気づく人もまた意外に多い。ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した、その共有が広がるほどに、また日本は毅然と恢復する、その素地を取り戻していくに違いありません。 

 先祖代々の日本人本来の品性と、正直に生きてごく当たり前の筋道に照らし、「おかしい」「変だ」と洞察していることをみなさまと共有させていただき、その病理を問う。これが博士の独り言のスタンスであり、この視点は今後も不変です。 日本人の多くが、思想、信条の面で団体や集団に属さない存在であり、私と同じ立場におられることを幸いに思います。ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した、その共有が広がり行くことを願って止みません。

 その上で、一人でも多くの良識が、国害の正体と問うべき病巣、誘導的な毒性を如実に知るべき筋道にあります。一人でも多くの心ある方にお気づきいただき、さまざまな事柄を通じて諸点を再確認いただけることを念願し、今月は、今しばらく、引き続き、時折、小稿のように、消失していたメモも復活・報告させていただければと考えております。
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日本は毅然とあれ! 
   

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路傍の桜花
(筆者)平成23年4月13日
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↓たかりと侵略の変質国とは、断交を辞さず!
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