2011/08/13(土) 12:37:37 [「博士の独り言」記事より]

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平成21年5月27日付のメモより再掲
北朝鮮による拉致被害者・拉致の可能性のある
特定失踪者288人のリスト

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北朝鮮による拉致被害者・拉致の可能性のある失踪者288人のリスト
 先稿で、北朝鮮に拉致された可能性が高い、エンジニア・河嶋功一さんの近況と思われる事項に触れた誌面記事を参照させていただいた。この機会に触れ、有志から、単行本「日本のタブー」(ミリオン出版発行)の巻末に、「北朝鮮による拉致被害者・拉致の可能性のある失踪者288人のリスト」(提供・特定失踪者問題調査会)が掲載されている、とそのリストの写しを有志からファックスでいただいたので、小稿の場を借りて参照させていただきたい。博士の独り言/写真はその1,2頁目(見開き)を参照のため引用
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今も続く、北朝鮮による拉致犯罪

 表題に参照するリストは、「288人」といえども、ゆうに1000人の超えている「北朝鮮に拉致された可能性が濃厚な失踪者」の中の、一部に過ぎないようだ。また、同リストは「平成21年2月現在のもの」とされ、時系列的には、「2006年4月4日に失踪した小山修司氏(失踪当時43歳)が最後の1人となっているが、その後も、拉致された疑いのある「失踪」は現在まで続いており、調査・確認が進むにつれて、同リストに掲載される人も増えるであろう。

 また、先稿では、警視庁の統計をもとに、動機や理由がまったく判明しない失踪者が、年次で約6000人におよぶことを指摘させていただいたが、特別失踪者問題調査会が公表している情報に照らせば、その中にも、同じく、北朝鮮による、新たな拉致の可能性がある失踪者が含まれているであろうことは推察に難くない。すなわち、北朝鮮による拉致は、決して、過去の「8人」、「13人」では終わらず、その実数は数百人、数千人にもおよんでいる可能性が否定できず、現在も、今後も、起こり得る日本に対する明らかな主権侵害である、との認識が必要である。それと同時に、推定し得る膨大な被害者の救出に向けて、どのようなスタンスを執っているか、いないか、が「政治家」「政党」を峻別するに際しての、基本的な「要件」と認識して差し支えない。

 表向きには、たとえば、「国民が第一」と謳ったとしても、現実に、これだけ多くの、日本国民の行方をなおざりにしているかの政治家は少なくない。云く、「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」と」(産経新聞・3月2日付記事)と。このように云って憚(はばか)らないのである。たとえ、それで、仮に、何人かを取り戻したとしても、現実の、問題解決に何ら資することはできない。むしろ、「カネを出すなら」と北朝鮮をますます増長させるだけではないか。国によっては、国民が拉致されたとあれば、空母や機動部隊を派遣する主権国家もある。その意味で、日本の主権を守る。日本国民の安全と生命と財産を守る、尊厳を守る。この、ごくごく当たり前の基本信条をもとに、政務、政策を展開できる政治家が増えていただきたく思う。
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わが身かもしれない、「明日」

 拉致は、今日、明日にでも、身に降りかかる可能性は否定できないのである。特定失踪者のリストの続きをご覧いただきたい。

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北朝鮮による拉致被害者・拉致の可能性のある失踪者288人のリスト」(続き)
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同リストの続き
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同リストの続き
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 横田めぐみさん、田口八重子氏も掲載されており、先稿で紹介した河嶋功一氏もリストされている

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同リストの続き
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同リストの続き
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 以上だけでも膨大な数に映る。特に、上記のリストに掲載されている失踪者のみでも、その失踪が、70年代の人が93人。80年代が70人と多い。この時期に、北朝鮮に平然と往来していた政治家は誰か、と問えば、たとえば、もっとも目立つ存在が旧社会党(現在の社民党、民主党へと分流)の諸氏である。たとえば飛鳥田一雄氏(77年5月訪朝)、石橋政嗣氏(84年9月)、田辺誠氏(85年5月)、土井孝子氏(87年9月)等、と名だたる首脳クラスの諸氏が訪朝を果たしている点が興味深い。田辺誠氏とともに訪朝(1990年9月)した金丸信氏(自民党)の存在も特異であった。その金丸信氏配下の経世会の流れをくみ、北朝鮮との関係への指摘が止まない小沢一郎氏が、代表を辞任したとはいえ、副代表として影響力を維持し、日本人拉致犯や共犯者の助命嘆願に芳名を連ねた管直人氏、江田五月氏らと合流している。この点に、小沢一郎氏の民主党合流が、決して、時の勢いや偶然ではなかった、と洞察し得、むしろ、必然的と謂える要素が窺(うかが)えるのである。
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■ 主な関連記事:

拉致「日本人技術者」一考 2009/05/26
北朝鮮に毅然とあれ! 2008/06/18 
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【筆者記】

 筆者の感慨に過ぎないが、表題に関する情報も、まさに国民の危機を示している、と思えてならない。どうでも良い番組を削ってでも、メディアが、毎日でも報じるべき重要事項ではないか。特亜との「主権交代」にもなりかねない「政権交代」を抑揚に重点を置くかの報道は、とりわけ、北朝鮮とそれを幇助する政治勢力を増長されるのみで、見直し、再考に値する。なぜならば、小沢一郎、鳩山由紀夫氏らは、新生党、新進党を通じて、過去に「政権交代」を果たしている。その時に、何をなしたのか、「政権交代」の夢を抑揚する以前に、むしろ、その事跡を厳正に検証し、国民に問うべきではないか。大切なことは、過去から現在にいたる現実と事実に事即した、良識を尽くした報道によって政治の実態と政策の中身を周知し、政権交代しても安全な、まっとうな政治勢力の誕生と台頭を促し、一方で、国民の政治への関心を高め、組織票が生きない高い投票率のもとに、国会議員を選ぶべき環境を築いていくことが先決であるはずだ。

 麻生総理の襟(り)には、いつもブルーリボンを確認できる。正直に告白すれば、筆者は、麻生太郎氏が、これほど国民を思う立派な政治家とは思っていなかった。ブログを始めた当初は、失礼ながら、隷中政治家よりは少しはマシか、と。この程度の認識しか抱いていなかったのである。だが、同氏の政治信条と実績、人柄を調べるにつけ、その懐の深さ、政治家としての資質、そして日本を思う政治信条が痛いほど判った。ブルーリボンも然りだが、これほど身近に感じた総理はいなかったことに気づく。メディアの多くは総理の存在を忌避しているのかもしれないが、現下の、日本の総理は、麻生太郎氏で良かったのである。惜しむらくは現下の足場が弱きに過ぎることだ。公明党を斬り、広報力と政策ブレーンを整備・強化すれば、もっと実力を発揮して行かれるに違いない、とふとこう思う次第である。以上、有志からいただいた情報を参照し、小考を報告する。
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 以上、平成21年5月27日のメモより再掲
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【筆者追記】

今後の参考資料として「博士の独り言 II」に 

 折々の合間にですが、消失していたメモ(「博士の独り言」記事)の復刻を進めています。数にして600編を超えており、可能な限りその一つ一つを復刻しつつ、現版「博士の独り言 II」に報告させていただきたく、さらに、併せて埋もれていた過去のメモを再掲させていただこうと考えております。

 本記事は2年前のものですが、今後の参考のため、北朝鮮による主権侵害を指摘する先稿と併せて再掲させていただきます。特に最近、民主党政権の、北朝鮮関係者との積年の浅からぬ関係が幾つも露呈し、菅直人氏はじめ同等議員による拉致加害者側への多額の献金がなされていたことも白日のもとに晒されています。

 今後の参考のため、この民主党はじめ特殊政党に起因する国害性や闇法案の危惧を指摘してまいると共に、同類の病巣を有する「亜」の毒性との深い関連性についても、諸事多き今月は、再掲記事を消失していたメモと併せて復活・報告させていただきたく考えております。 
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日本は毅然とあれ!      

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路傍にて(筆者)
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