2011/08/12(金) 22:39:12 [「博士の独り言」復刻記事]

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「博士の独り言」平成19年6月6日付メモから復刻
博物館「観覧動員100万人を突破」と報道

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「独島博物館、観覧動員100万人を突破」
 慶尚北道鬱陵島(キョンサンブクド・ウルルンド)にある独島(ドクト、日本名・竹島)博物館が、観客動員100万人を突破した。独島博物館は97年に開館して以来観客が着実に増え、年平均10万人に達していたが、今月3日に観客動員数が100万人を超えた。この博物館は、中央(チュンアン)日報と三星(サムスン)文化財団が光復節(植民地解放記念日)の第50周年記念事業の一つとして80億ウォン(約8億3000万円)を投入し、およそ2年にわたる工事の末、97年8月に開館した。敷地8068平方メートル、延べ面積1600平方メートルの地下1階、地上2階の建物だ。中央日報 2008年6月5日付記事より参照のため抜粋引用/写真は日本固有の領土竹島。
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猛々しい「国家犯罪」

 表題の博物館は、韓国のメディアと企業、文化財団の共同出資によることが記されている。いわゆる、韓国の官民一体となった「事業」で、その博物館の入場者(記事で謂う観客動員)数がこの6月3日で「100万人」を超えた、と記事は伝えている。自国の歴史や事物の紹介のための施設であれば、それは、韓国の都合勝手と謂える。だが、展示物が他国の領土となれば問題だ。盗品を陳列して「入場収入」を得るに等しい。すなわち、窃盗行為である。その窃盗行為を韓国は官民一体となって行っている。その証左と指摘して差し支えない。

 以って、このような、同国による竹島の不法占拠、および同博物館に観られる盗用は国家犯罪だ。だが、表題に云く、『博物館には、独島が韓国領土であることを立証する、新羅(シルラ、B.C.57-A.D.935)時代・智證王(チズン、新羅第22代王)以降およそ1500年間にわたる国内外の資料約1360点を集めておいた』とある。その内容については、『資料は、初代の李鍾学(イ・ジョンハク)館長(02年死去)が約30年間、日本をおよそ50回も訪問、収集した独島に関する地図と新聞、雑誌、官報、文献が大半だ』と記している。貴重な資料のようだ。是非、韓国は、日本が勧奨する国際法廷での審議に応じ、それらの資料を提示していただきたいものだ。
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次は対馬侵害か

 さらに、表題記事に云く、『独島を眺められる道洞(トドン)港の丘の上に立つ博物館の入口の岩には「対馬は本来、韓国領土(対馬島本是我国之地)」という文が記してある。朝鮮(チョソン、1392-1910年)世宗(朝鮮第4代王)時代の歴史を記した『世宗実録』第4巻の一部を移しておいたものだ』とある。次は「対馬」か、と。竹島の不法占拠の延長線上にある「意図」を窺わせる記事ではないか。竹島の事例を観られるように、客観的な審議の俎上からは逃げながらも、マーキングと不法占拠を以って「我が領土」との主張を始める。日本人には「まさか」と思えることも、今度は対馬に対し、「またか」と嘆息させる行為に出て来る。その懸念は尽きない。

 毎稿、同じ指摘を申し述べるのも恐縮であり、資料を1点添付して小稿ではこの辺で筆を置くが、表題記事については、新たな資料の1つとして、ここにクリップしておきたい。これら韓国紙記事も逆資料として、綿密な事前調査と、7月の対馬における実態調査をもとに、内外に報告書を問わせていただく。
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竹島を、「自国領」と認めていなかった韓国

 読者より貴重な情報をいただき、感謝する。韓国がしばしば“独島”の主張に引用する『大韓地誌』(1899年発行の大韓帝国の最初の地理の教科書)には、『大韓帝国の領域は、北緯33度15分~42度25分。東経124度30分~130度35分』と記されている。同国が“独島”と称して領土を主張する「竹島」は東経131度52分であり、当然、大韓帝国の領土外である。すなわち「日本領」であることを裏付ける記述である。

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『大韓地誌』 (読者提供)
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 1899年といえば、「下関条約」調印の4年後であり、且つ「乙巳保護条約」締結の6年前であり、大韓帝国が完全に独立していた時期に当たる。その時期の教科書ですら、竹島の位置は自国領の外に在ること明記している。現存の1907年版の『大韓新地誌』でも同記述の存在が確認されている。

 また、戦後にいたっても、同国は『朝鮮常識問答』(1947年)に『韓国の領域は、東経124度11分~130度56分23秒』と、上述の『大韓地誌』と同様に記している。また、『朝鮮常識』(1948年)には、「韓国の最も東の島は東経130度56分23秒の竹嶼(チュクド)だ」と記されている。だが、「チュクド」は鬱陵島の北東にある小さな島であり、南東に離れた竹島ではない。

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『朝鮮常識問答』 (読者提供)
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韓国領外に位置する竹島 (読者提供)
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 現今の、韓国による“独島”の宣伝工作には、史実を隠し、嘘を隠さず、と謂うべき愚かしい自己都合が露呈している。虚偽のごり圧しによって日本領の竹島を不法占拠し、大統領選の不在者投票まで行う。日本への主権侵害をここまで展開する国とどう親しく付き合い、どう交流せよと云うのだろうか。
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 以上、平成19年6月6日のメモより復刻
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【筆者追記】

今後の参考資料として復刻

 折々の合間にですが、消失していたメモ(「博士の独り言」記事)の復刻を進めています。数にして600編を超えており、可能な限りその一つ一つを復刻しつつ、現版「博士の独り言 II」に報告させていただきたく考えております。ずいぶん重要な記事が消失していたものです。

 本記事は4年前のものですが、今後の参考のため、先原稿と併せて復刻させていただきます(これで6稿目になりました)。最近、竹島を不法占拠する韓国の“領有権主張”がエスカレートしています。しかし、主権国の民間防衛の一端を支える一人の学者として、韓国の虚構に対しては確たる反駁を客観的、且つ実証的な検証をもとに積み重ね、竹島の場合も、世界の多くの識者が合理的に納得し得る「日本の領有権主張の正当性」の実証に努めてまいります。正面からまっとうに反論し得ない卑怯な盗賊に対しても、真正面から対峙する。自滅の闇へ退散いただくしかない。

 民主党はじめ特殊政党の毒性や闇法案の危惧を指摘してまいると共に、同類の病巣を有する「亜」の毒性についても、今月は、小稿のように、消失していたメモも復活・報告させていただきたく考えております。 
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日本は毅然とあれ!   

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路傍にて(筆者)
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