2011/07/17(日) 21:52:14 [国思う注意報/提案]

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大型台風が接近

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超大型台風、列島太平洋岸へ=九州南部など暴風大雨警戒を-気象庁
 超大型で非常に強い台風6号は17日、沖縄・南大東島の東南東海上を北西へ進んだ。大東島地方は同日夜遅くに暴風域に入り、九州南部・奄美地方も18日に入る恐れがある。気象庁は暴風や高波、大雨に警戒を呼び掛けた。6号は19日から21日にかけて九州から関東の太平洋沿岸を進む見込みで、西・東日本では大荒れの天気となる恐れがある。東北地方も20日から影響を受ける可能性があるという。時事通信(Web)7月17日付記事より参照のため抜粋引用/写真は時事通信同記事より資料として参照のため引用
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衰え難い、夏季の台風

 大型の台風(6号)が接近との報。天気図にもどつく進路予測図を観ましたが、進路によって、激しい風雨とそれらにともなう災害をもたらす可能性が見受けられるため、小稿にメモさせていただきます。

 その進路と規模について、いずれも「17日午後4時現在」として、「南大東島の東南東約350キロにあり、時速30キロで北西に進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。半径260キロ以内が25メートル以上の暴風域、南東側950キロ以内と北西側650キロ以内が15メートル以上の強風域」(時事通信)とありました。

 先ず、下記は日本周辺の海水温度の分布を示す統計図(気象庁による7月16日時点のもの)ですが、夏季ゆえに、総じて水温が相応に上昇している様子が観て取れます。いわば、そこへ南緯度で発生した台風が来れば、蒸気を多量に含んだ上昇気流を安定的に供給しやすい状況になっている。ということは、たとえば、先日の、初夏の台風(早期に温帯低気圧へ衰微)の場合とは異なり、基本的に衰え難い(すなわち、台風として存在している時間が長くなる)ので要注意かと思います。

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日本周辺の海水温度分布図 (気象庁による7月16日時点のもの)
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可能な警戒と防災を

 次の図は、台風の進路予想図(日本気象協会による7月17日午後7時)ですが、太平洋高気圧に圧されるかのように北西に向いていた進路が、この時期さながらに、ここ数日でカーブを描くかのように北東へと進路を転じるかの予測が示されていることが分かります。地球が自転しているがゆえの、上空の西からの気流に進路を妨げられるためです。

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台風6号の進路予測図 (日本気象協会による7月17日午後時のもの)
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 渦の勢いが衰え難く、しかも、日本(および沿岸を含む海域)が予測進路に入っている。ということは、直撃の可能性をも視野に入れ、警戒と防災を尽くしておく必要があります。向こう数日間の気圧配置(予測)から、日本の沿岸を沿うかのような進路をとる可能性もありますが、この場合は、特に豪雨に留意して警戒体制をとる必要があろうかと思います。

 なお、一部では「宰相不幸社会」との指摘もありますが、現下の政権では、不測の災害に対しても、実質的に"政府は存在しないに等しい"と認識すべき側面があろうかと拝察しております。あるいは、災害に対して、政治的な「人災」をさらにプラスするかのように災害をより甚大化する。その負の工作性をミッションとする「テロ政権」との指摘もあります。

 善悪含めて、これからまた何が起こるか分かりません。しかし、政害、災害に対しては、当面、民間防衛しか有効な手立てがないのかもしれません。国と家族を「守る」意識をより強く育てる。目前の災害の危機からご家族を、子供さんたちを如何に守るか。ご家族やご家族同士、さらには、ご友人同士でよく相談して身近な防衛、防災のための具体策をどう立てておくか、そのテストケースとしての意味合いも「備え」の中にあって良いのかもしれません。以上、メモにて。

 親愛なるみなさまのお身近に被害のないことを、ご健勝と併せてお祈りいたします。

平成23年7月17日

博士の独り言
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日本は毅然とあれ!

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路傍にて(筆者)
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