2011/07/11(月) 23:26:43 [「博士の独り言」記事より]

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平成20年6月16日付記事より
国思うカレーで鋭気を!

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国思うカレーの作り方
 闘魂編(イザ)の方への報告を考えていたが、同サイトが不調のようだ。また、先稿に予告しており、早く掲載せよ、との読者の声もいただいたので、国思うカレーの作り方について小稿(本編)に報告する。博士の独り言/写真は「国思うカレー」(筆者)

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地野菜を煮込む

 読者より、勿体ぶっていないで早く掲載を、とのお叱りをいただき、小稿に報告することとした。勝手な命名だが、「国思うカレー」と名付けた事由はいくつかあるが、それは稿末に記すこととして、先ずは、作り方について述べる。

 幸いにも、地元(藤沢市)には耕地が多く、地野菜が豊富である。写真の素材はすべて藤沢市で採れたものである。

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新鮮な地野菜
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 カレーの場合、野菜は大きめの「ザク切り」にすると風味が引き立つ。

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ザク切りにした野菜
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 ザク切りにした野菜を煮込む際にコツがある。野菜は、最小の細火で摂氏60~70度程度の温度(沸騰しない温度)を維持しながら、15分程度煮る。このように低温でしばらく煮ると、野菜が「型崩れ」するまい、とする酵素を出すため、この後に、沸騰温度で調理しても「型崩れ」しない。野菜がグチャグチャになったカレーもまた味わいがあるが、しかし、型崩れしない野菜で出来上がる「カレー」にはまた格別な美味しさがある。これはシチューにも応用できるので、お試しいただければ幸いである。

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低温でじっくり煮込む
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肉は日本酒に30分

 一方、カレーに使用する「肉」については、小稿に報告するカレーの場合は、地元の豚肉を少々使用した。「肉」は事前に、日本酒に30分ほど漬けて用意しておく。調理酒を使用する方法もあるが、調理酒にはあらかじめ塩や化学調味料が使用されている場合があるので、可能であれば、純粋な日本酒を使用する方が好ましい。

 漬け終わった「肉」は、フライパンで軽く炒めて、アルコール分を飛ばし、黒胡椒(こしょう)を少々振って火を止める。これも1つのコツだ。玉ねぎが透き通り、野菜がほどよく煮えた頃に、ここで別途調理した「肉」を鍋に合流させる。そして、ひと煮立ちした頃に、カレー粉を加えて出来上がる。カレーに少々「とろみ」が欲しい場合は、若干の水に片栗粉を溶いて、この段階で加えると「ルー」らしくなる。
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先人に感謝と敬礼

 火を止めて、いただく前に、あくまで筆者の場合だが、次のように感謝する。幾多の先人の功ありて、今の国土と実りと我が身あり。深く感謝をいたし、諸侯と同じ心たらん、と敬礼をなして頂戴する。以上、子供の時に、先達から教わった化学調味料等を一切使わないカレーをここに紹介する。いただきます。
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【筆者記】

 昨秋、芋弁当を小稿に報告したところ、読者諸氏からは、それでは栄養が足りない。国思う人ならばもっと健康に留意せよ、とのお叱りをいただいた。そこで、思い出したのが、上記のシンプルなカレーである。これなら短時間で作ることができ、時間の乏しい時の腹ごしらえに役立つ。なぜ、こんなに美味しいのか、と感心した有志がおられた。その秘訣は、地元の新鮮な素材と日本酒、そして、作る側と食べる側の両方の先人に感謝する心、国思う心にあると謂えるのかもしれない。勉強会の時などに、お出し出来ればと思う。

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 後に、米飯が余った場合は、にぎり飯にしておくと便利である。これからの暑い季節は、梅干し入りの握り飯が持ちがよく便利である。雑感ながら短稿にて。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。  
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日本は毅然とあれ! 

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路傍にて(筆者)
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↓先人に感謝し、護ろう先祖代々の日本!
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