2011/05/22(日) 23:59:04 [民主党/国籍不明政党]

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ニュースレビュー キーワードは
議事録を残していない

20110522007 
官邸の関与焦点=野党、菅首相の責任追及へ-1号機注水中断
 東日本大震災の翌日の3月12日、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が1時間近く中断されていた問題で、野党は「人災の面がある」(谷垣禎一自民党総裁)として、23日以降の国会審議で菅直人首相の責任を追及する構え。中断の経緯をめぐっては政権内に混乱も生じており、政府と東電の当時のやりとりや再臨界に関する首相の認識などが厳しく問われそうだ。時事通信Web)5月22日付記事より参照のため抜粋引用/写真は時事通信同記事より資料として参照のため引用
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変遷する経緯の説明

 説明がさまざまに変遷する、その度に、多くのメディアも錯綜しているようだ。表題は、その経緯の概要を綴り、レビューに価する記事と思われるので、今後の参考のためクリップさせていただきたい。

 一部メディアによる「東京電力福島第1原発1号機への海水注入が1時間近く中断されていた問題」報道については、先稿にクリップさせていただいた通りである。炉冷却のための「海水注入」の中断。それが、首相の指示によるものだった、否、東電側が官邸の指示を仰いだ時に協議中とのことだった。再臨界の可能性があるやの話が官邸側からあり、「海水注入」を東電が自主的に中断した。否、官邸側の専門家は再臨界の可能性ありとは言っていない。「ゼロではない」と言っただけだ、と発言しただけだと訂正した、云々と。

 先ずは、「海水注入」、要するに「冷却作業」が、指摘されている時間帯に1時間近く止まった。後の事故の甚大化との関係性が両者いずれからも説明されていない。説明すれば、ほぼ間違いなく甚大化との因果関係が浮き彫りになるであろうことに両者は気づいている。それゆえに、転嫁し合うかの説明が混乱しているのではないか。
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議事録が残されていない

 キーワードは、当該の経緯における「議事録」が残されていない、としていることだ。政府関与の、しかも災害に通じかねない重要な事柄については、航空機のフライトレコーダーと同様に、管制とパイロットの間の、その克明な「やりとり」が記録されていたごく当然である。しかし、表題に関する諸々の説明は、官邸と東電との具体的な「やりとり」(記録)にもとづいた「説明」ではなく、指摘されている「冷却中断」の事実にいたった真相がつまびらかではない。

 肝心な「議事録」が残されていない、とすれば、何らかの事由による「隠滅」が行われたものと邪推されても致し方あるまい。官邸側がどう説明しようとも、事後を繕(つくろ)うかの説明の域を出ず、もっと指摘すれば、子供じみた“言いわけ”にさえ聞こえて来る“響き”がある。「冷却中断」の事実に照らし、表題に関して曖昧化している政府“説明”にどれほどの信憑性が窺えるのか、どうか。

 さらに、くどいようだが、重要な経緯に関する議事録が残されていないとあれば、いかに好意的に解釈しても、危機管理の乏しさが克明になるが、それだけでは済まないだろう。その点を指摘すべきと同時に、なぜ、「議事録」が残されていないのか。本当に「議事録」は存在していないのか。「議事録」は存在していたが、都合のため隠滅したのか。事の重要性にもとづき、その「不存在」の事由に厳正なる追求がなされるべきではないか。
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■ 主な関連記事:

赤軍「菅テロ政権」考 2011/05/21 
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【筆者記】

 昨年の口蹄疫事件(宮崎県)と災害甚大化の経緯がよく似ている。その時、政府が曖昧化したのが、問うべき核心は口蹄疫ウィルスの「感染経路」であった。表題で「議事録」が不存在ということになれば、また、ここでも核心が削がれたことになりかねないか。「亜」のメンタリティによる偽装政党・民主党さながらの党技とも指摘できるが。
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 ブログの日頃の論旨につき、ごく当たり前の筋道に照らして「おかしい」、「変だ」と洞察し、意見書のメモとしてみなさまに報告させていただき、その病理を問う。これが「博士の独り言」のスタンスで、今後も不変です。

 事実の指摘は決して悪口には該当しません。「公」に対する批判はそれが事実であればことさらに「悪口」の類ではなく、むしろ、さらに事実を掘り下げるために不可欠な指摘です。事実を淡々と指摘すれば、「なるほど、そうか」と気づく人もまた意外に多い。ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した、その共有が広がるほどに、また日本は毅然と恢復する、その素地を取り戻していくに違いありません。

 事実の共有はすべての第一歩です。正論は事実から生まれ、良識の声は必ず力になる。良識による日本防衛を切に願い、国害と指摘すべき諸事項に対し、覚悟して取り組む国思う活動を応援くださり、辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
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日本は毅然とあれ!  

20110522008  
路傍にて(筆者)
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20110224001 
 




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