人災政権の早期撤去を
2011/04/13(水) 22:16:08 [民主党/国籍不明政党]
「人災政権」今度は
日本人「隔離政策」
松本参与の発言要旨
松本健一内閣官房参与が13日、菅直人首相と会った後に記者団に語った内容の要旨は次の通り。【1度目の説明】(福島第1原発から)放射能が漏れ続け、土地が汚染され続けると、復興をそこで考えることはできない。そこの人々は当面戻ることができないので、新しい都市を内陸部につくって、5万人とか10万人とかの規模のエコタウンをつくるという復興の方向があるだろうと(首相に)申し上げた。原発の周囲30キロあたり、場合によっては飯舘村のように30キロ以上のところもあるが、そこには当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる。そういう人々を住まわせる都市を、エコタウンを考えなければならないということを(首相は)言っていた。その場合には、市の中心部はドイツの田園都市をモデルにしながら再建を考えなければならないということも言っていた。岩手県陸前高田市には1本だけ残った松がある。ああいうものも復興の元気を出す力にしたいともおっしゃった。時事通信(Web)4月13日付記事より参照のため抜粋引用/写真は時事通信の同記事より参照のため引用
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典型的な「嘘」パターン
表題の発言(松本健一内閣官房参与)が一部で報じられ、問題になっている状況を伺った。問題とされる言質は、福島第1原発周辺30キロ内外の地域について、「10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」(第1回説明)と示した部分であるかに伺っている。同氏の「第2回説明」では、「(「20年住めない」との発言は)私の発言だ。首相は私と同じように臆測(認識)しているかもしれないが、首相は言っていないということだ」(表題)と“訂正”してみせてはいるが。
前者は政府(といってもその体をなしていないが)の“見解”とみなして良い。ということは「私の発言(松本氏)」と謂うよりは、菅首相の代弁とみなして差支えない。そのための発言であろうに。茶坊主の典型的な「嘘」パターンに映ってならない。
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家業の伝統を壊す(=イコール)家族の破壊
伝統的に、代々がその地に定住して来た人々に対して、果たして、人々との相談も、復興への具体的な計画もなしに、エコタウンのようなものを作るからそこへ移住せよと明かしているに等しい。明らかに、放射能汚染を“事由”にしたのみの、他への“収容所”への移住“先ず有り”の「日本人隔離政策」とも認識し得よう。代々家業を継いで来られた家々には、土地柄とは切っても切り離せない家業の伝統や文化が蓄積されて来たはず。
軽々な“強制移住”は、家業の伝統を壊し、(=イコール)日本人が大切にして来た家族の破壊を招く。先ずは、個々の家業を他の地へ移っても存続し得るように、と可能な限りの配慮をなすべきが政治の役割のはずだが。斯様に軽々な“強制移住”の代弁を、被災者の心を踏みにじるかのように三下になさしめる。その発想は、「亜」の傀儡政権による「日本自治区」の試金石であり、「はじまり」とみなしてよく、「亜」の国の政治工作員の発想と認識した方が判りやすい。
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民主党政権の撤去こそ、復興への道筋の第一歩
民主党の選挙政治による「政権交代後」の1年半余の間、同政権は「国益」と呼べる国務を果たして来たのか、どうか。こう問えば、良き目に言えば「何もない」。厳正に拝察すれば刻々と「国害」の肥大化が進むのみであった。
そして、今般の大震災に、先年の口蹄疫被害(宮崎県)同様の、同政権の「人災体質」が如実になった。原発事故の事例は、東電に大きな瑕疵が問われるべきとしても、明らかに首相、官邸、政府関与の人災拡大と認識して差し支えない。復興を盾に、官邸に立て籠るその無慙な姿こそは、史実に紐解く東大紛争の、火炎瓶を作って講堂に立て籠った「活動家」らそのものではないか。直ちにでも首長としての数多の政治的瑕疵、刑事責任が問われ、撤去されて然るべき存在に過ぎない。
復興の目処が立つまでとせずに。この「人災政権」ある限り復興への具体的目処は一向に立たないものと明確に認識し、国民にその事実をアピールいただき、現実に復興への阻害要因となっている保身、保党のためのショー政治を撤去する意義の上から、即刻でも政権を担えるスタンスと実務力を自民党、たちあがれ日本の心ある議員諸氏には、強力に示していただきたい。
平成23年4月13日
博士の独り言(本編記事より)
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日本は毅然とあれ!
路傍の桜花(筆者)
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