菅首相「外国人献金返却」考
2011/04/09(土) 15:23:03 [民主党/国籍不明政党]
震災被害拡大の最中に
「外国人献金」を返却
菅首相、在日韓国人からの献金104万円を返還 報告書訂正へ
菅直人首相の資金管理団体「草志会」(東京都武蔵野市)が、在日韓国人系金融機関の元男性理事から献金を受けていた問題で、首相側がこの男性が韓国籍であると確認した上で、先月14日に献金計104万円を返却していたことが8日、分かった。首相が代理人の弁護士を通じて明らかにした。近く政治資金収支報告書を訂正するとしている。産経新聞(Web)4月8日付記事より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞の同記事より資料として参照のため引用
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震災被害拡大の最中に
今後の参考のためにクリップさせていただきたい。表題は、在日外国籍者からの計104万円に上る献金受領が露呈し、国会(参院決算委員会)での質疑を受けた菅首相側が、「この男性が韓国籍であると確認した上で、先月14日に献金計104万円を返却していたことが8日、分かった」(産経新聞)と報じる記事である。事実とすれば、東日本大震災発生後3日という、いわば、行方不明となった被災者方々の存命限界(72時間)ギリギリの時期での返却となる。
且つ「計画停電」の急きょ実施によって多くの地域への電力供給、鉄道の運航が止まるなど、非被災地の国民にとっても混乱が極に達した最中であった。
以上のみでも、震災後の3日間、菅首相は政府のトップとして何をなさっておられたのか、その在り方が問われる期間であった。たとえば、同首相の意味なき視察と圧力弁開放を待て、との指示によって福島第1原発の圧力抜き作業が止め置きとされ、その日の午後の水素爆発にいたっている。事故は深刻化し、それだけでも一国の首相として間断すら許されなかった状況にあり、自団体の「献金の返却」どころではなかったはずだが。
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「日本名の方で日本国籍と思い」は本当か?
件の献金について、菅首相は、「男性について「私が仲人をした知人から数年前、不動産関係の仕事をしている人として紹介された。釣りに誘われ、知人と3人で出かけたこともあり、数回会食したこともある」と説明」と。さらに、「男性からの献金を認めた上で「日本名の方で日本国籍と思い、外国籍とは承知していなかった。外国人と確認されれば全額返金したい」と答弁(11日)していた」とある。
産経新聞(Web)4月8日付記事
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いわば、その献金者が在日外国籍者とは“気づかなかった”(要旨)との仰せだが、いかにも菅氏らしい筋の通らない“釈明”にも映る。一緒に釣りに行ったり、数度会食したり、が事実とすれば、たいていの人は気づいて不思議ではない。人と会う、話を聞くことが職分の重要な一つであるはずの政治家が、まして、菅氏ほどの“市民運動”の達人が“気づかなかった”では済まされまい。そうした運動の中にも、在日外国籍者は少なからず存在しているからだ。
どうせ、国民は“判らないだろう”とのメンタリティが見え透いた答弁でった。しかし、当日の震災発生によって、その騒然の最中に、“逃げ足の菅ちゃん(佐々淳行氏)”さながらに、「外国人献金」受領に対する追求を逃れる形成となった。「菅氏は学生運動時代攻撃に弱く逃げ足速かった」(佐々氏)とは、端的な人物評と謂えるのかもしれない。その人物評その通りに、本分の国務には身が入らず、世の良識の目が震災へと集中している最中で「献金」を「返却」していた、さっさと追求を交わそうとするかの体勢造りをしていた、と認識すれば事の次第が判りやすくなるのではないか。
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品物を返せば「泥棒」の罪は消えるのか
前首相・鳩山由紀夫氏(民主党)の巨額に上る政治資金収支報告書での不記載事件も同様だが。事務所経費の実態を問われた蓮舫氏はじめ他の閣僚もさながらに、訂正すれば良いんだろう、文句あるか(要旨)、との風潮が民主党政府にはびこっている。だが、数値さえ訂正すれば、“それ”で政治資金法違反に問われる事項が消えるのかと問えば、答えはさにあらず。
多くの読者のみなさまご指摘の通り、たとえば、泥棒が品物を返却さえすれば、それで「泥棒」の事跡が消えるのかといえば、そうではないのと同様である。事の発覚後のアリバイ的な“訂正”の横行は、事の次第によっては、その「悪質」行為に蓋(ふた)をしてそれで“終わり”にするかの、中国共産党や朝鮮労働党の体質と同軌ではないのか。ぜひ、良識のみなさまの次の一票は厳しい眼で。
平成23年4月9日
博士フォーラム
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■ 「博士の独り言」: 菅首相「外国人献金返却」考 2011/04/09
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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