回避「人民解放軍初の日本での公式活動」
2011/03/27(日) 06:42:01 [民主党/国籍不明政党]
取り敢えず回避、人民解放軍初の日本公式活動
中国病院船受け入れ断念 「横付け難しく」
政府は26日、東日本大震災の支援策として中国が派遣表明していた海軍病院船の受け入れを断念した。外務省内では「昨年の中国漁船衝突事件で中断しているハイレベル交流の再開に向け環境整備を図れる」との期待感もあったが、「被災地周辺の港湾、海岸が津波で被害を受けており、横付けが難しい」(防衛省幹部)と判断した。中国の申し出には謝意を伝えており、今後は救援物資受け入れなどでの協力を促進する考えだ。産経新聞(Web)3月26日付記事より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞の同記事より資料として参照のため引用
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取り敢えず回避、人民解放軍初の日本公式活動
先稿で指摘させていただいた人民解放軍初の日本での「公式活動」が、「「被災地周辺の港湾、海岸が津波で被害を受けており、横付けが難しい」(防衛省幹部)と判断した」(表題)との事由によって回避された、と伝えるニュースである。今後の参考のため小稿にクリップさせていただきたい。
海軍病院船とはいえ、その実体は、そもそもが軍事上の使用を目的とした艦船である。報道で謂う「中国の海軍病院船」の正体は、中国共産党直下の人民解放軍の艦船であり、もしも、その活動をこの日本で許容するとあれば、表向きの名目の如何(いかん)によれず、実質的な人民解放軍の「公式活動」をこの日本で許すという「前例」を踏むことになる。
ということは、相手が「相手」だけに、将来の新たな「公式活動」の許容を強いられる踏み台にされかねない。ゆえに、本来であれば、その種の「申し出」があったその時点で、一国の政府として可及的速やかにお断りを返すべきであり、政治外交的に上手に断る術は幾通りもあったはずである。
だが、たとえば、先日の、台湾救援隊に二日間の足止めを強いた事例に鮮烈に実証されたように、中国共産党への“気遣い”のためか、数日間の“ためらい”があったかに映ってならない。お断りというよりは“受け入れ断念”で結果的に“回避”となったが、長かったインターバルは、政府の意思決定機能の乏しさと、事の判別がままならない外相、ならびに外務省の脆弱さをあらためて実証するものとなった、とこのように拝察する次第である。 ↓
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■ 「博士の独り言」:
・回避「人民解放軍初の日本での公式活動」
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日本は毅然とあれ!
路傍のトンビ(筆者)
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